ノンアスベストスレートが使用されております
立川市柏町にて屋根の塗装をご検討中のお客様邸の現地調査にお伺いしてまいりました。お問い合わせのきっかけとしては中古物件の購入をしたが、前のオーナーさんがメンテナンスをしていなかったとのことで、何かやった方が良いのではないかということでお問い合わせいただいたとのことでした。屋根に登って調査をしてみると、既存の屋根材はコロニアルNEOというノンアスベストのスレートでした。コロニアルNEOは2000年初期から製造されたノンアスベストスレートでアスベストの使用制限の影響で作られました。当時アスベスト非含有のスレート製造のノウハウ、技術がそれほど確立されていない段階で製造されたので使用から数年経過してからひび割れや欠けの症状が報告され始め、2008年には製造が終了となりました。
この時期に製造販売されたスレートは例外なく耐久性に問題があり、塗装で表面の保護を行ったとしても本体の耐久性が低いためひび割れ等の症状が発生してしまうのであまり効果が得られません。そのためこの屋根材が使用されている場合は塗装によるメンテナンスがお勧めできないのです。
屋根塗装の際は板金の塗装も忘れずに行いましょう
今回は屋根の塗装を行うことのできない屋根材でしたが、通常屋根の塗装工事を行う際は棟板金の塗装も忘れずに行うようにいたしましょう。板金は一度サビてしまうと元に戻すことはできません。錆が生じると耐久性も落ちてしまいますし、錆汁が流れて他の部分にまで錆が広がっていってしまいます。
板金部分の塗装を行う際は下塗りに錆止めを入れてから塗装を行うようにいたしましょう。
棟板金の他にも谷板金やケラバ板金などそれぞれありますのでこちらもしっかりと塗るようにしましょう。屋根の塗装工事は税込415,800円から承っております(屋根面積60㎡、弱溶剤シリコン塗料使用の場合)。屋根材や屋根の形状、使用する塗料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年09月09日時点での費用となります。
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