窯業系サイディングが使用されておりました
そんな窯業系サイディングですが、工法がいくつかあります。まずは昔よく使われていた直貼り工法です。直貼りはその名の通り外壁の下地に対して直接釘を打ち込んで仕上げる方法です。直貼り工法の特徴としては、湿気が中にこもりやすく塗装を行う際に注意が必要という事です。直貼りの際は塗膜が浮きやすくなるべく塗装を行わない方がよいのですが、それでも塗装する際は透湿性の高い塗料を使用するようにしましょう。続いて通気工法です。こちらが今ではスタンダードな施工方法となっておりますが、外壁下地に胴縁というものを取り付けて下地とサイディングボードとの間に隙間を作る工法になります。メリットとしてはサイディングの下に湿気が籠りにくくある程度の断熱効果を得られることと、塗装を行った際に膨れが出にくいという事です。
また、お家を建てた年代によってサイディングに難付着性のコーティングがされているものもあり、下塗りの際に専用のものを使用しないと後々剥がれや浮きの症状が出てしまいますので気を付けなければなりません。
外壁塗装を行う際に併せて行いたい工事
外壁塗装を行う際には足場が必要になります。そこで足場を使ってできる工事はまとめて行った方が今後の節約につながります。今回の場合はバルコニー上部の屋根に取り付けられている雨樋が歪んでしまっている状態でしたので部分交換のご提案をさせていただきました。また、バルコニーの防水も表面のトップコートが劣化していつ状態でしたので塗装と併せての工事のご提案をいたしました。付帯部(鉄部、雨樋)の塗装はもちろんのこと、防水面などもひとまとめに行えると将来的な費用を抑えることにつながります。
今回は外壁塗装工事と併せて雨樋の交換工事、屋根のカバー工事のご提案をさせていただきました。外壁塗装工事は税込657,800円(総2階25坪まで、シリコン塗料使用の場合)から承っております。既存外壁材や使用する塗料などによって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年09月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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