皆様、こんにちは!街の外壁塗装やさん 東京店です(^-^)/
本日は、「瓦屋根」のお住まいの方必見の、「漆喰補修工事」について解説してまいります!
さて、漆喰ですが、これは金属屋根やスレート屋根では使用されません。
漆喰は主に瓦屋根特有のものであり、瓦屋根のてっぺんや山になる部分である「棟瓦」の施工に使用されます。
漆喰は棟瓦と平部の瓦の隙間(面戸と呼ばれる部分)を埋めるために使われていて、棟瓦を見上げたときに見える半月型の白いものが漆喰です!\(^^ )
また、一般的には棟に使用されることが多いですが、昔ながらの土葺き工法による瓦屋根の場合、軒先の隙間を埋めるためにも漆喰が使用されることがあります。
漆喰は、石灰石と水を混ぜて作られた消石灰に、自然素材の「すさ」や「のり」などを加えたものが主成分の塗り材なのです。最近では、合成樹脂を使用しているものも存在します!
漆喰というと、職人の手作業で仕上げられ、白い独特の風合いを持つ趣のある塗り壁というイメージを多くの方が持っているかもしれませんね(^_^)
漆喰は、瓦屋根だけでなく、外壁にもよく使用されています!
漆喰が瓦屋根に施される主な目的は、以下の2つです。
1. 雨水の浸入を防ぐことによる葺き土の保護
2. 美しい外観を維持すること
日本瓦で一般的に使用されていた湿式工法では、粘土などを基礎として瓦を積み上げ、棟瓦を固定しています。棟の内部には葺き土があり、冠瓦やのし瓦を支える役割を果たしています。
最初は湿った状態の葺き土ですが、劣化により乾燥して硬くなると瓦の固定力が低下し、ズレや歪みの原因となります。葺き土を雨水の影響から保護するために漆喰が使用されているのです。
また、漆喰には、瓦屋根の棟瓦をしっかりと固定する役割があります。棟瓦に隙間があると瓦がズレやすくなり、落下するリスクも考えられます。そのため、漆喰を使ってしっかりと固定することで、地震や強風などの刺激にも強くなり、瓦屋根が落ちる可能性が低くなるのです!( ˆoˆ )/
ズレが起こると美観も損なわれるため、漆喰を使って固定力を強めることで「綺麗な瓦屋根」を実現することができるんですね。
さらに、漆喰は隙間を埋める役割も果たしています。瓦屋根の軒先には隙間がありますが、この隙間を漆喰で埋めることで、鳥やネズミなどの小動物を侵入させないという目的もあります。漆喰は、瓦屋根の保護だけでなく、美観や防獣の面でも重要な役割を果たしているのです!
上の写真のように、漆喰がひび割れていたり、経年劣化によって剥がれてきた場合は、漆喰補修が必要です!(>_<)
瓦という屋根材は、耐用年数が50年以上のものもあり長寿命ですが、漆喰そのものの耐用年数は約20年程度なのです!屋根を長持ちさせるためにも、漆喰のメンテナンスはしっかりと行うようにしましょう!
こちらは、街の外壁塗装やさんで実際に行わせていただいた漆喰詰め直し工事の様子です。ぼろぼろと剥離してしまっている状態の漆喰を、漆喰詰め直し工事で綺麗に蘇らせることができました!
漆喰詰め直し工事の費用の目安は、1mあたり6,000円前後となります!
また、足場を仮設しないと工事ができないというケースもあり、その場合別途足場代(約15万~25万円ほど)が掛かります。
漆喰工事の費用は棟の長さと関係してきますので、ご自宅の漆喰工事をご検討中の方は、是非街の外壁塗装やさんにお問合せください。
→漆喰工事について、詳しくはコチラ!
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街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装だけでなく、漆喰工事といった屋根工事など、お住まい全般のリフォームに対応しております!
点検から、お見積りの作成まで、なんと完全無料で行っております。お悩みやメンテナンス・リフォームをご検討されている方は、是非街の外壁塗装やさん 東京店へお問い合わせください!( ˆoˆ )/
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記事内に記載されている金額は2023年10月23日時点での費用となります。
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