スレート葺き屋根は定期的に塗装工事でのメンテナンスが必要ですが、適切に工事をおこなわないと雨漏りの原因になってしまう場合があります。
今回は塗装作業の際に未施工だったスレートの重なりに隙間を開ける作業を行っていきます！
塗装してから結構年数が経過しているので表面はチョーキングが出ていて滑りやすくなっていますが、棟板金交換工事の際には足場を架けるので安心して作業が可能です。
スレートの重なり部分です。
矢印のところが本来は隙間が空いていなければならないのですが、塗装工事によって塗料で埋まっています。この部分は湿気や雨水の逃げ道として重要な部分ですので、隙間を開ける作業をおこないます。
縁切り作業は、スレートの重なり部分に隙間を開ける作業で、今回は皮スキという工具を差し込んで隙間を開けていきます。通常は塗装工事の際にタスペーサーという専用の部材を差し込んで隙間を開けた状態で塗装していきますが、今回の様に塗装工事後に縁切り作業をおこなう事も可能です。
この画像は以前に縁切り作業を行った屋根です。
今回と同様に塗装工事の際に縁切りしておらず雨漏りしている建物でした。隙間を開ける様に工具を差し込んでいくと溜まった雨水が流れ出てきました。
隙間から流れてきた雨水は、縁切りをおこなっていなことが原因でスレートの裏側に溜まっている状態でした。築年巣が経過するとスレートの下に葺かれている防水紙（ルーフィング）が劣化してしまうため、雨漏りにつながる可能性が高くなります。
今回縁切り作業を行った屋根は雨水は溜まっておらず雨漏りしておりませんでしたが、適切な工事を適切に行うことが重要になりますので、ご不安なことがございましたらまずはお気軽にご相談ください(*^^*)
記事内に記載されている金額は2024年02月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
