街の外壁塗装やさん名古屋南店です。

今回は、名古屋市港区にて一条工務店の建物を調査してきました。
一条工務店の建物は瓦が使われている和風の建物が多くあります。
新築時に現地でリシンという砂状の塗料を吹き付けしてある建物になります。

雨漏りは起きていないのですが、雨漏り診断士や施工管理技士の資格を
持つ成田が細かく調査した内容です。

一条工務店の外壁塗装の塗り替えで
お悩みの方はお気軽に街の外壁塗装やさん名古屋南店までご相談ください。

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外壁の汚れ

まずは、一条工務店の外壁塗装がされている建物によく見受けられるのが雨だれです。
外壁塗装にリシンという砂状の吹付がされているために、
雨水が流れるところには汚れが溜まりやすくなってしまいます。
また、塗料も防汚性や防藻性も多少はあるのですが、
塗膜に砂がついてザラザラしているために防ぎようがないのが現状です。

一条工務店だけではなく、外壁塗装にリシンなどの砂が入ったような塗料で
吹付などされている建物やにはよく見受けられます。

この雨だれによる汚れを完全になくすのは不可能ですが
外壁の塗り替えをすることによって塗膜の厚みが付くために
多少のザラザラ感がなくなり汚れがつきにくくなります。
また、今使われている塗料には防藻性や防汚性の塗料がほとんどなので
塗料によっては汚れが付きにくくなっています。

外壁のシーリング

一条工務店の外壁のサイディングの張り方は縦張りでシーリングを使わない相じゃくりになっていて、サッシなどの開口部付近にはサイディングを切断して張っているために、横にシーリングが施工されている時もあります。

また、一条工務店の特徴でもある窓の上下についているモールがシーリングを施工されてから取り付けられ、その後にリシンを吹き付けてあるために、モールの裏側のシーリングは塗り替え時には施工が出来ないために、モール周りもシーリングを施工して雨漏りを防ぐ必要があります。

このようにサッシ廻りに細いサイディングが張られているとサイディング板が地震などの振動で動いて割れやすい為に、相じゃくりの部分にも縦に15ｃｍほどシーリングを施工して、サイディング板の割れ防止と横のシーリングの切れを防止する必要があります。

外壁の角にはサイディングのコーナー部材が使用されているために、この部分だけはシーリング施工になります。

外壁の塗り替え時には、このシーリングを打ち替えるのか増し打ちするのかで費用がかなり変わってきまが、一条工務店がおこなっている塗り替えでは、シーリングは増し打ち施工になっています。

シーリングを打ち替えるとリシン上の砂がなくなるために表面がツルっとしてしまい、艶有の塗料を塗ってしまうと目立ってしまいますが増し打ちした場合でも似たような仕上がりになります。

外壁のサイディングはエアー工具を使用して釘で止められているために、釘の周りからひび割れしてるところがかなり見受けられます。

この部分をシーリングやパテで補修をしてもシーリングを打ち替えをしたように表面がツルっとしてしまいますが、一条工務店のような砂状の外壁塗装がされている所には、アートフレッシュのような艶消しの塗料をお勧めしています。

軒裏

一条工務店の軒裏には防火ダンパー付きの換気口が取り付けられています。

この換気口は塗り替え時には、塗膜が剥がれていたり錆が発生しているので、外壁の塗り替え時には塗装が必要になります。
注意する点は、換気口の隙間を埋めないようにしないといけないことです。

換気フード

一条工務店ではたまに見かける換気フードにリシンの吹付。
現地でリシンの吹付を施工するのですが、リシンの吹付自体が難しいのに、換気フードに綺麗に吹付する方が難しいと思ってしまいました。

最近では、このリシンを吹付出来る職人も少なくなってきました。