街の外壁塗装やさん名古屋南店です。
今回は、法人様より工場の鉄骨階段塗り替えをおこなった施工内容になります。
錆がかなり進行してるので、ケレン・清掃から錆止め塗装、穴が開いていた部分の鉄板張りまでになります。
まずは、皮スキをマジックロンという道具を使用して浮いている塗膜や錆止めを削ったり、研磨したりしていきます。
鉄骨階段の塗り替えでは、この錆び落としが重要になってきます。外にあるので塗り替えをおこなっても数年で錆が発生してきますが、まずは
現状の錆を出来るだけ除去することが大事な作業になります。
ゴミを綺麗に掃除してからエスケー化研のサビフィックスを塗りました。
鉄骨階段の塗り替えでは、錆が綺麗に除去できない部分があるために、除去しきれなかった錆を安定化させ腐食の進行を防ぐことによって鉄骨階段の耐久性を高める塗料なので、錆の進行状況によってはサビフィックスを使用するようにしています。
通常は錆の部分に塗るだけでいいのですが、こちらの鉄骨階段のように全体的にさびがある場合は全面に塗るようにしています。
サビフィックスを塗装したら乾燥期間として1日おいてから錆止めを塗装していきます。
この鉄骨階段で使用した錆止めは、エスケー化研のエポサビａを使用しました。１液の錆止め塗料ですが2液の錆止めと遜色ない防錆効果と密着性があるので常に使用しています。
鉄骨階段の錆の状況によっては、ケレンによって錆を除去していくと穴が開くこともあり、今回も踊り場の鉄板に穴が開いてしまいました。
穴が開いた踊り場に縞鋼板は上から溶接で取り付けました。溶接で取り付けたら錆止めを塗装します。
錆止めの色は、シロ・クリーム・グレー・アカサビ・クロと5種類ありますが、上塗りの色によって錆止めの色を分けたりするのですが、上塗りを2回塗るのであれば、どの色でもあまり変わらないです。
鉄骨階段の塗り替える工程の錆止めまでの様子でした。
塗り替えのするときの重要な部分は、外壁塗装でも屋根塗装でも同じで下地処理と下塗りまでが一番重要になり、ここまでの工程で手を抜いたりしてしっかり行わなかったりすると、上塗りにいくらいい塗料を塗っても、数年で剥がれたり錆が発生したりと長く持たせることができなくなりますので、塗り替えは下塗りまでが一番重要とおもっていただければいいと思います。
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