
古いシーリングの状態は片側が切れている状態でした。このままでは雨水等の浸入してしまい雨漏りの原因に繋がってしまいます。
カッターで切り込みを入れながら古いシーリングを撤去していきますが、中々取れない箇所もありましたのでペンチやマイナスドライバーなどを使いながら古いシーリングが残らないように撤去しなければなりません。

古いシーリングが薄皮のように残ってしまうときがありますが、残っている状態では新しいシーリング材で打ち替えをしても亀裂が入ったり剥れたりの原因に繋がってしまうからです。
薄皮のように残ったシーリング材もカッターを使って削ぎ落として古いシーリングが残らないようにしていきます。
今日中に打ち替えができる範囲で撤去していきます。その後は、目地に沿ってマスキングテープを貼っていきます。このテープが曲がったりしないようにしないと仕上がりにも大きく影響してしまいます。

マスキングテープを貼ってからオートンシーラー101NBシーリング材専用のプライマーを塗っていきます。
このプライマーを塗らないとシーリングは密着しません、ですので、塗り残しがないように塗っていきます。

プライマーを塗って10分位乾燥させた後に、オート化学のオートンシーラー101NB(ノンブリード)を使って充填していきます。
オートンシーラーは、可塑剤が入っていないのでシーリングの上に塗装しても可塑剤が塗膜の表面に出てきて塗膜を変色させることもありません。
可塑剤が入ったシーリング材を使うと可塑剤が塗膜の表面に出てきて1年~2年で塗膜を変色させたりホコリが付着してしまいます。

シーリング材を隙間なく充填した後は、シーリング専用のヘラを使って平らに押えていきます。
余分なシーリング材を取りながらテープからもはみださないようにしながら押えなければなりません。

こちらが打ち替え完了した写真になります。雨樋のほうも一度外してから打ち替えをして終わったら直ぐに元に戻していきました。

左側の写真は、破風板のジョイント部分のシーリングが劣化している写真です。こちらも撤去して新しく打ち替えを予定しております。
記事内に記載されている金額は2018年08月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。