
今日も引き続き朝から既存の古いシーリングを撤去する作業から開始していきました。撤去した時目地底に見えている青いテープがボンドブレーカーと言うものです。撤去した時に一緒に剥れてこないようにしなければなりません。このテープがあることでシーリングの接着面が目地の両側の2面接着になります。
シーリングは両側2面と目地底まで接着になってしまうと建物の揺れやシーリングの伸縮に追従できなくなってしまうからです。

カッターで切ってシーリングを撤去するのですが、サイディング接着面に古いシーリングが薄皮のように残ってしまいます。
この状態で新しいシーリング材を充填して仕上げたとしてもシーリング本来の性能を発揮できずに剥れたりの原因になりかねます。
その為、古いシーリング材が残らないようにカッターを使ってしっかりと削ぎ落としていきます。

撤去後は、マスキングテープを目地に沿って真っ直ぐに貼っていきます。シーリングを充填する時は、上から充填してテープを剥がしていきますので、マスキングテープ貼りは下から貼っていき上から剥がす時にテープの重なり部分が逆にならないように貼っていきます。

シーリングの密着が良くなるように高性能ウレタン系プライマーを塗り残しがないように塗った後は10分位乾燥させた後にシーリング材を充填していきます。

シーリング材を充填していくときも隙間ができないように少し多いくらいに充填していかなければなりません。
充填したときに目地の中に空気は入ってしまう時があります。そうなってしまうと後になってシーリングは膨れたりの原因になってしまうので充分気をつけながらの作業になります。

充填した後、シーリングが乾いてしまう前に専用のヘラを使って平らに押えていきます。この押える時も力を入れすぎてもシーリングを取りすぎてしまい目地が凹んでしまいシーリングの厚みがなくなってしまいます。できるだけ平らになるようにします。

シーリングが乾いてしまうとテープが剥れずらくなってしまうのうのでヘラで押えたら直ぐに剥がしていきます。

破風板のジョイントシーリングと外壁の取り合い部分も撤去して打ち替えをしていきます。

こちらも同じく高性能ウレタン系プライマーを塗ってからのシーリング材の充填になります。

こちらが完了写真になります。
記事内に記載されている金額は2018年08月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。