
窓周りのシーリングは、かなり状態が良かったので古いシーリングは撤去せずに増し打ちをしていきます。
マスキングテープを貼ってから、使用した専用プライマーはSK化研のSK弾性コークプライマーを塗っていきます。
このプライマーを塗らないと密着が悪くなってしまいますのでしっかりと塗り残しがでないように塗らなければなりません。

プライマー塗布後は、10分~15分位の乾燥時間を取っていきます。
窓周りのシーリング部に使用した材料は、関西パテの一液湿気硬化型のウレタンパテ(ノンブリード)タイプを使用して増し打ちをしていきました。
窓周りはなぜ撤去しないで増し打ちなのかと言いますと窓周りのシーリングは撤去するのも大変ですし全撤去が難しいのが事実です。シーリングの打ち替えをする時には、ある程度の厚みがなければ打ち替えをする意味がありません
今回使用したウレタンパテは薄塗りでも厚みが付かなくても不具合が無いと言われています。

マスキングテープからはみださない様にウレタンパテを打設していきます。
ウレタンパテは薄くても大丈夫だと言われていますが、ある程度の厚みが付けられるように気をつけながらの作業になります。

打設後は、シーリング専用のヘラを使用して平らに押えていきます。
古いシーリングと今回打設していくパテ材の間に空気が入らないように隙間ができないように押えていきます。

ヘラで平らに押えた後は、乾いてしまう前にマスキングテープを剥がさなければなりません。
乾いてしまうとマスキングテープを剥がすことができなくなってしまいます。

サイディング材の繋ぎ目のジョイント目地は全撤去していきます。
古いシーリングはやはり劣化していて亀裂もありましたし撤去してみたらシーリングが硬くなっていました。
シーリングは硬くなってしまうと建物の揺れやシーリングの伸縮に追従できなくなってしまいます。

こちらの写真は、サイディングのジョイント目地の打ち替えに使用したオート化学のオートンシーラー101NBノンブリードタイプの物を使用しました。
ノンブリードタイプですので、塗膜表面に可塑剤が出てきて変色させたりホコリを寄せつけたりしないと言われていますので長期に渡って美観を保ってくれると思います。

高性能ウレタン系プライマーを密着が良くなるようにしっかりと塗っていきます。

こちらも打説していく時に隙間ができないよう打説していきます。

こちらも専用のヘラで押えてマスキングテープを剥がして完了致しました。
記事内に記載されている金額は2018年08月21日時点での費用となります。
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