
こちらはサイディング材のジョイントの隙間になります。
この隙間をそのままの状態で塗装仕上げしてしまうと隙間に塗料がツララ状になって美観的にあまり綺麗に見えなくなってしまうのでこの隙間を全部塞いでからの着色作業になります。

サイディング材の隙間を塞いでいくには、こちらの関西ペイントのアレスホルダーGのチューブタイプの物を使って隙間を塞いでいきます。
ホルダーGの中身は、水性微弾性塗料が入っていて主に外壁等のヘアークラック処理に使用されているのが多いと思います。

1mm~2mm程度の隙間になりますが、塗料で隙間を塞ぐことはできませんのでしっかりと隙間を塞がなければなりません。
弊社では、この隙間を塞いでから外壁を仕上げていく事に拘りを持って作業をさせて頂いております。

隙間を全部塞いだ後、乾燥したのを確認してから、こちらのエスケー化研の弱溶剤2液型シリコン塗料のクリーンマイルドシリコンを使用してサイディング外壁の1回目の上塗り作業をしていきました。

2液型塗料の為、量りを使って主剤と硬化剤を混合してから塗装していきます。
写真は、主剤と硬化剤を混合して攪拌しているところになります。主剤と硬化剤の分量を間違えずに混合しても攪拌までしっかりおこなわないと不具合の原因に繋がってしまいますので、充分攪拌してから塗装していきます。

使用したローラーです。
マイクロファイバータイプのツイストローラーの毛丈が13mmの6インチになります。
仮設足場にも飛散防止の為にメッシュシートは貼ってあるのですが、それでも飛散してしまうことがありますので、マイクロファイバーとは塗料の飛散を最小限に抑えることができるローラーになりますので、こちらのローラーを使って着色作業をしました。

軒天との取り合い部分には刷毛を使って軒天を汚さないように塗っていきました。

配線などの裏も塗り残しがでないように刷毛で塗り込んでいきます。
ローラーだけで無理に塗ろうとすると塗料が垂れたり塗り残しがでたりする為、ローラーと刷毛を旨く併用しながら作業していきます。

サイディングの凹凸にあわせてローラーを縦と横に転がしながらムラなく着色をしていきました。

スレート瓦屋根の塗装にはこちらのエアレス塗装機を使って吹き付けて仕上げ塗装をしました。

屋根の仕上げに使った塗料になります。
エスケー化研の弱溶剤2液型シリコン塗料のヤネフレッシュSIになります。
この塗料も2液型ですので量りを使って使う分量だけ混合して吹き付け作業をしていきます。

最後の仕上げ塗装ですが、塗り残し等がないよう慌てず仕上げ吹きした部分を確認しながら作業を進めていきました。
記事内に記載されている金額は2018年11月27日時点での費用となります。
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