
こちらの写真はモルタル外壁のヘアークラック部分の写真です。
写真では解りずらいのですが、縦と横にクラックができてしまっている状態でした。

クラック部分は皮スキやカッターを使ってクラック部分を広げていきます、なぜかと言いますと細いヘアークラック部分にそのままシーリングを充填しても意味が無くシーリングの性能を発揮する事が出来なくなってしまうからです。

シーリングの接着性を高める為に、こちらのコニシ㈱ウレタン樹脂系プライマーのボンド シールプライマーの#7を塗っていきます。
プライマーを塗った後には10分位の乾燥時間をとります。

こちらはオート化学のオートンノンブリードQィック ノンブリードタイプを使用してクラック部分に充填していきます。
1成分形ポリウレタン系のシーリング材の速乾タイプになります。

シーリングは、細く充填すれば目立たなくはなりますが、又クラックがでてきてしまう可能性がありますのである程度の太さが必要になります。
充填後、充分に乾燥時間を取っていきます。

シーリングの乾燥させている時間を使って、外壁色と同じ色を調合していきました。
使用した塗料は、関西ペイントの水性ビニデラックス300の白を使って既存の壁色と同じ色を調合してシーリングが乾燥した後、補修箇所が目立たないように1回目の塗装をしていきました。

色合わせをすることを業界用語で言いますと調色といいますが、この作業はかなり難しい作業になります。
ある程度では、色ずれがでてしまい逆に補修箇所が目立ってしまいます。
1回塗装してから微調整していきながら色調整をしていきました。

こちらが、補修塗装完了後の写真になります。
写真では、色が違う部分が一部ありますが塗料が乾燥すると周りと同じ色になります。

こちらのサッシの下部分にもクラックがあり補修をしていきました。
この補修作業は、色の調整もありますので私たち職人の腕の見せ所でもありますので気合を入れて作業をしなければなりません。
この記事に対するお問い合わせは↓↓をクリックして下さい
記事内に記載されている金額は2018年12月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。