

こんにちは、街の外壁塗装やさん水戸店です。
今回は鉾田市にある、約3年前に塗り替え工事をさせていただいたミサワホームO型の住宅の外壁補修の様子をお伝えします。
梅雨入りのころ お客様から「外壁の一部が膨らんで剥がれているようなので見てほしい」というご連絡をいただき、現地調査に伺いました。
剥がれ(剥離)は新築時のスタッコ吹付材からでした。
現場で確認すると、外壁のスタッコ吹付部分が約30センチ四方にわたってブックリと膨らみ、その部分の吹付材が剥がれていました。
実はこの部分は、当社で3年前にセラミクリーンという塗料で塗り替えた部分よりも下、さらに10年くらい前にも塗装をさせていただいていますがさらにその当時でも塗装歴があったので35年くらい前に施工された新築時のスタッコ吹付の部分からの剥離でした。
スタッコとは、セメントや砂を混ぜた塗材を吹き付けて模様をつける外壁の仕上げ方法です。
新築時に使用されていたスタッコはセメント系のもので、年月とともに劣化しやすい特徴があります。
一方、当社が塗り替え時に使用するセラミクリーンは耐久性に優れ、汚れにくい特殊な塗料です。


当社の補修方針と保証について
ここで重要なのは、剥がれが新築時の施工部分に起因するため、保証対象外となる可能性が高いことです。
多くの会社では「免責事項の一覧表」お様な保証書を発行し、その範囲外の補修には対応しないケースが多いです。
しかし、当社「街の外壁塗装やさん水戸店」では免責事項の書かれた保証書を発行せず、代わりに「何かあれば必ず直しに伺う」という「補修のお約束書」をお客様にお渡ししています。
これまでの経験から、保証と補修は違うものであり、補修対応こそお客様にとって安心材料になると考えているからです。


今回の補修作業内容
今回の補修は、まず剥がれかけているスタッコ部分を完全に剥がせるところまで丁寧に剥がしました。
その後、シーラー(下塗り材)を塗布し、塗料の密着を良くする準備を行います。
次に、アクリルスタッコという素材で元の模様を再現しながら吹付を行いました。
アクリルスタッコは模様付けの塗料?塗材?で耐久性にはあまり影響のないものです。
これをプラスチックローラーにシンナーを付けて吹付してボコボコの表面を平らにつぶしていきます。
ヘットカット と言われる作業です。
そして再度シーラーを塗布し、(セラミクリーンは直接スタッコの上に塗ることはできません。)最後にセラミクリーンを2回塗りして仕上げています。
セラミクリーンはきちんと使えば耐久性の良い塗料で、外壁の美観を長く保つ役割があります。
今回の工事は気温が高く乾燥が早い今の時期に行ったため、1日で施工を完了しました。
また、スタッコの模様をきれいに再生することで、補修箇所が目立たず自然な仕上がりにできました。


今回のケースは、新築時のスタッコ吹付材のからの剥離でした。
塗り替えとは下地の状態を守りつつ表面を保護していくものなのです。
今回のケースは新築時のスタッコが水分でふやけている。という状態ではなく完全に乾燥している状態でした。
ではどうして剥離した?はっきりしたことは分かりませんが新築時のスタッコの吹付時にシーラーの塗り忘れでもあったのかな?程度の想像しかできません。
理由はどうあれ 今の不具合を直す。当社で塗装をさせていただいたお客様には安心していただきたい。
その気持ちに嘘はありません。
しかし何があってもどんな状況でも無償での補修をお約束しているわけではありませんのでご了承ください。
外壁の膨らみや剥がれが気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
街の外壁塗装やさん水戸店が責任を持って対応いたします。
記事内に記載されている金額は2025年07月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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