

水戸市南町のテナントビル 外壁塗装工事がスタートしました!
こんにちは!今日からは水戸市南町にあるテナントビルでの外壁塗装工事の様子をご紹介します。
きっかけは昨年11月、2階にある小さなベランダからの雨漏りで、1階の店舗倉庫が大変なことになっているとのご相談をいただいたことでした。
現地を確認したところ、ベランダの防水がかなり傷んでおり、雨水が室内に侵入。すぐに防水工事を行い、その後のご縁で今回の外壁塗装工事までご依頼をいただくことになりました。


足場設置までに数々の調整が必要でした
このビルの立地は、すぐ隣に別のビルがあり、反対側にはコインパーキング、さらに前面は国道沿いという状況。
そのため、足場を設置するには事前にいくつもの交渉や申請が必要でした。
まず、コインパーキングの管理会社と交渉し、足場を掛けるスペースの確保をお願いしました。
お隣のビルの屋上を一部お借りするのですがこちらはすぐに快諾していただけました。ありがとうございます。
さらに、国道の歩道上に足場がはみ出るため「道路占用許可」が必要になります。この許可の申請書類は内容が細かく、記載ミスがあると受理してもらえないため、何度も足を運び、申請に約10日以上もかかりました。
加えて、歩道部分の足場ということで「道路使用許可」が警察署に必要です。これも別途申請を行い、ようやくすべての許可が揃ったことで、外壁塗装工事の準備が整いました。


先行してシーリング工事を実施
本日は、足場を設置する前に、コインパーキング側の外壁部分のシーリング工事を先行して行いました。
※シーリングとは…建物の壁と壁の隙間(目地)や窓周りなどに防水材を充填し、雨水の侵入を防ぐ施工のことです。
このビルは以前から雨漏りがひどく、今回も全体のシーリングを「増し打ち」施工します。
ウレタンパテとどちらを使うか迷いましたが今回は既存目地シーリングが結構へこんでいるのでシーリングを選択しました。
増し打ちとは、既存のシーリングの上から新しいシーリング材を重ねて打ち、防水効果を高める方法です。
足場が掛かるとコインパーキング側のフェンスの中は人が入れなくなるため、この作業を先に済ませました。
後は足場が掛かってからの作業になります。
シーリング完了後は散水試験と高圧洗浄を予定
シーリング工事が完了したら、散水試験を兼ねた高圧洗浄を行います。
※散水試験とは…水を掛けて雨漏りの再発がないかを確認する作業です。
外壁に長年付着したホコリや汚れ、古い塗膜などを丁寧に洗い流し、新しい塗料がしっかり密着するよう下地を整えます。
この工程をきちんと行わないと、塗装後の仕上がりや耐久性に大きく影響するため、非常に重要な作業です。
この高圧洗浄と散水試験同時に行うことで少しですがコストダウンにつながります。


今回の現場は、立地の関係で足場を掛けるまでの準備がとても大変でしたが、無事すべての許可が取れ、いよいよ工事スタートです。
雨漏りの原因をしっかり直し、防水性を高めるためのシーリング工事、高圧洗浄を経て、外壁塗装へと進めていきます。
同じように、街中のビルや店舗で雨漏りや外壁の劣化にお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
ご提案から申請代行、施工、アフターまでしっかりサポートいたします!
街の外壁塗装やさん 水戸店 0120-57-4116
記事内に記載されている金額は2025年07月05日時点での費用となります。
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