既存の古いシーリングをサイディングの繋ぎ目のジョイント部分とサッシ周りのシーリングも全部撤去した後に、マスキングテープを真っ直ぐに貼っていきます。
できるだけ古いシーリングが残らないように薄皮のように残ってしまう古いシーリングは削ぎ落としながら撤去しなければなりません。撤去した時薄皮が残っているだけでも、剥離など膨れの原因に繋がってしまうからです。
このテープを曲がってしまうと最後にテープを剥がした時にラインが曲がって見えてしまい美観的にも問題が出てきてしまいます。新しいシーリングを充填する前に、シーリングの密着が良くなるように専用のプライマーを塗っていきました。
外壁は塗装しないため、外壁にシーリングが垂れたりマスキングテープからはみださないようにしながら新しいシーリング材を充填していきます。
使用したシーリング材は、シャープ化学工業株式会社の窯業系サイディング用変性シリコーンシーラントの シャーピー 変性シリコーンNB-LMの外壁色に近い色のシーリングで打ち替えをしました。
充填するときには、目地のなかといいますか、シーリングを充填するとき空気が中に入ってしまう時があります。
空気が中に入ってしまうと剥れの原因に繋がってしまうので隙間なく充填していくのが大事になってきます。
充填後には、シーリング専用のヘラで平らにならすというか押さえていき今回使用しているシーリング材は速乾タイプで湿気硬化方の為、乾きも早いので乾いてしまう前にテープを剥がしていかなければなりません。
こちらが打ち替え完了後の写真です。外壁を傷にもせず汚すこともなく完了致しました。
サッシ周りも掃除することなく綺麗に打ち替えすることができました。
アンテナの引き込み線のところに大きな穴が開いている状態でした。
このままだと雨水等の浸入がありサイディングそのものが駄目になってしまいますし雨漏りの原因にも繋がってしまう可能性も考えられます。
しっかりとプライマーを塗ってからシーリングで開いていた穴を埋めてきました。
記事内に記載されている金額は2018年07月21日時点での費用となります。
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