
既存のシーリングをカッターで切り込みを入れてできるだけ古いシーリングが残らないように撤去していきます。

どうしても古いシーリングが薄皮のように残ってしまうところもありますので、カッターで旨く削ぎ落としながら綺麗に古いのが残らないようにしなければなりません。
薄皮が残った状態で新しいシーリング打ち替えしても剥離の原因に繋がってしまいます。

撤去後は、目地に沿ってマスキングテープ貼っていきますが、近すぎても駄目ですし離れすぎても駄目です。
なのでギリギリのところで曲がらないようにしながらマスキングテープを貼っていきます。

使用したシーリング材は、オート化学工業の1成分形ポリウレタン系シーリング材のオートンシーラー101NB ノブリードタイプの物を使って打ち替えをしていきました。
ノブリードとは、今までのシーリング材は、成分に含まれるブリードと言う可塑剤が原因で塗装後の塗膜にホコリが付着したり黒ずみなどの汚染をさせてしまいましたが、今回使用したシーリング材は、ノンブリードタイプですので塗装後の汚染も心配ないと思います。

シーリングを充填する前に、密着が良くなるように専用のプライマーを塗ってから少しだけ乾燥時間を取ります。
目地底には塗らないようにしていきます。シーリングは基本2面接着が理想です。
3面接着になってしまうと建物の揺れやシーリングの伸縮に追従できなくなってしまうからです。

目地の中にと言うかシーリングを充填するときに中に空気が入らないようにしながら充填しなければなりません。
ですので、少し充填する量が多いかな?という位に多く充填していきます。

充填後は専用のヘラを使って平らに押さえながら、余計なシーリングを取っていくイメージでならしていきます。

シーリング材が乾いてしまう前にマスキングテープを剥がして完了になります。

サイディング材の上下繋ぎ目の隙間も、前回の塗り替えで塗料がツララ状になっていましたので、関西ペイントのアレスホルダーGのチューブタイプのものを使って隙間を全部塞いでからの塗装になります。

中には、水性微弾性塗料が入っている物になり、主にヘアークラック等の補修等、下地調整材として使われているのが多いと思います。
記事内に記載されている金額は2018年07月25日時点での費用となります。
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