
サイディングの繋ぎ目のジョイント目地やサッシ周りの既存の古いシーリングをカッターなど電動工具を使って外壁を傷にしないようにしながら全部撤去していきます。
撤去する時に気をつけなくてはいけない事があります。
それは写真でも見えると思いますが、目地底部分に青いテープ(ボンドブレーカー)が剥れないようにしなければなりません。
シーリング材は、目地底には接着しないようにして両脇の2面接着が基本になり目地底まで接着してしまい3面接着になってしまうとシーリングの伸縮や建物の揺れに追従しなくなり亀裂や剥離の原因に繋がってしまいます。

撤去が完了したあとは、マスキングテープを目地に沿って真っ直ぐに貼りながらサイディングの凹凸部分もしっかりと指で押さえながらマスキングテープを貼っていきます。
凹凸部分をしっかり押さえずにシーリングプライマーやシーリングを充填してしまうと、マスキングテープの裏側に入り込んでしまい仕上がりが悪くなってしまいます。

シーリングの密着がよくなるように、専用の高性能ウレタン系プライマーを接着したい両脇2面だけに塗り残しがないように塗っていきます。

サッシ周りも同じようにしっかりとプライマーを塗っていき15分くらい乾燥させてからシーリングを充填していきます。

使用したシーリング材は、オート化学の超高耐久・高耐候シーリング材 長期耐久型ハイクオリティシーリング材のオートンイクシードを使用して隙間がないよう、シーリングを充填するときにも中に空気が入らないように気をつけながら充填しなければなりません。

充填した後には、専用のヘラを使用して平らに押えていきます。

マスキングテープからはみださないようにしながら平らにヘラで押えてから、シーリングが乾燥してしまう前に、テープを剥がしていきます。

サッシ周りも同じシーリング材で打ち替えしました。
外壁は、ダイフレックスの弱溶剤2液型塗料のダイヤスーパーセランマイルドで仕上げています。
ですのでシーリング材も外壁色に近いシーリング材を使い殆ど変わらない感じに仕上がりました。

1階の袖壁部分も2階の壁と同じ色で仕上げましたので、袖壁の方も同じシーリング材を使って打ち替えをしてきました。
記事内に記載されている金額は2018年07月24日時点での費用となります。
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