
今回の塗り替えが2度目になるようで前回の塗装業者さんはわからないのですが塗料が剥がれてきています。外壁の塗料の剥がれはないのですが、雨樋や庇屋根の鉄部分などが剥がれてきています。原因としては、塗料の相性、密着が悪く雑な工事の代表例です。塗料もあまり安い物は密着性がなく紫外線劣化しやすいためこのようになりやすいと感じます。

雨樋の塗料の剥がれを落とします。それと同時に、雨樋に無数の細かい凸凹をつけて塗料の付着面積を増やし、密着度を上げます。ツルツルの表面に塗料を塗っても剥げれやすくなります。ステンレス製のものには塗料が密着しにくいのと同じことです。この剥がれにはサンドペーパーを使います。

軒樋を固定する金具はステンレス製です。サビてないですが塗料が剥がれ落ちています。ステンレスやアルミは塗装には向いていません。雨樋なども新品には塗装は向いていません。多少傷や凸凹がないと塗料が剥がれていきます。造船所の船の場合わざわざ鉄板に傷をつけて塗装を行います。年配の方曰く、表面がツルツルだと塗料がしがみつくところがないから剥がれる。と言われます。ケレンで古い塗料をはがして新しい傷をつけていきます。目あらしとも言います。

ケレンには少し粗目のサンドペーパーを使用します。ホームセンターでも取り扱っています。少し粗目の理由は雨樋の表面に凸凹の傷をつけて塗料の密着をよくするため、前に塗装している塗料の剥がれをしっかり撤去するためです。

皮すき(スケラ)といいます。この道具は塗料を剝がすため、細かいところなどの塗料を剝がすために使用します。塗料缶を開封するときにも使います。

ケレン後になります。2度目の塗り替えなのでピカピカにするのは難しいかもしれません。ですが、2回塗りをしますのできれいな仕上がりになると思います。高圧洗浄だけでは取れない汚れや塗料をしっかりケレンで落とし塗料の剥がれがないようにします。これでようやく塗装できる準備ができました。
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