
ふじみ野市大原にお住いのU様邸にて外壁塗装前の目地の写真です。目地とサイディングの間に隙間が出来てしまい全くもって防水効果を機能していない状態です。この現象なんで起こるかと言いますとシーリングを打つ前にシーリングプライマーを塗布していないからなんです。プライマーに関しては後程に説明したいと思います。

先ずは既存の外壁目地を全てカットする作業から進みます。U様邸の既存シーリングですが以前に塗り替え工事を行った業者が雑な下地処理等を行っているのでハッキリ言って酷いです。シーリング機能を全くしていない状況で尚且つちゃんと打てて無いので撤去してる側からすると素人が施工したの?状態です・・・・ですが根気よく撤去を進めます。

撤去後の写真です。黒い部分が内側です・・・防水性が完全に機能していなかったので目地の裏側にカビが生えてました。これにはお客様もビックリされてました。今回は以前に施工した業者の名前は伏せますがそこそこ大きい規模の営業会社です。営業会社に頼むとこれがあるから嫌ですよね・・・全部の会社とは言いませんが実に酷い素人仕事です。

撤去後に行うのが外壁目地を綺麗にシーリングを打つため養生テープを貼ります。このテープも既存の下地によって種類を替え粘着性や柔軟性などがあるテープに替え貼っていきます。


テープ張りが終わりましたらコーキングとサイディング密着を手助けするプライマー【下塗り】を塗布しますがその前に今回、使う材料を写真にて。
左がコニシボンド製のプライマーで右がコニシボンド製のシリコーン系低モジュラスシーリングです。街の外壁塗装やさん狭山所沢店ではお客様の家により様々なシーリングを【最適】な用意していますので何でも御相談下さい。

綺麗にテープが貼れたのを確認した後はプライマー塗布になります。このプライマー実は一番重要な役目でプライマーを塗布しないでシーリングを打つと全く接着しません。このプライマー塗布を行わない手抜きが横行してるので厳重に注意が必要なのです。僕の友人で建売を購入して8年目で目地がパックリ全く接着していない家がほとんどでした。腹の中が煮えくりそうなくらい酷い話ですよね・・・建売業者も素人に近いですから職人に下塗り終わりましたーって言われてもわからないのが現実なんだと思います・・・。完全に塗布したらシーリング打ちです。

プライマー塗布後はシーリング打ちに入ります。このシーリングもゆっくり丁寧に打たないと空気が入り後で膨れなどの原因に繋がります。コンクリートの打設などではバイブレーションなどを使い空気を抜きますがシーリングでは出来ないので慎重に注入していきます。

シーリングを注入後は乾燥が始まる前にヘラで均しながら綺麗にします。この作業も一度均して乾燥が始まりますと手直しが出来ないのでお客様の玄関出入りも気を付けて頂き僕らもお客様と入念に打ち合わせを行い時間などを決め作業を進めます。基本は上から下に進む工程です。このように外壁を塗る前には色々と作業がありますが1つでも手を抜いたりすると雑な仕上がりになり後あと大変な作業となりますので街の外壁塗装やさん狭山所沢店では一つ一つの確認を完璧に行い作業へ進みます。化粧シーリングなどの工事も行っていますのでコーキングについて何かご相談ありましたら0120-910-089までお問い合わせ下さい。丁寧に説明致します。
記事内に記載されている金額は2017年11月27日時点での費用となります。
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