工事の際に見れそうで見えない屋根上作業は丁寧な仕上げを。
御施主様が欠けや割れを気にされていたので、クイックガードを使用し補修施工しました。コーキング材とは違いセメント系の材料ですからしっかり基材に食いついき、見た感じどこが補修されたか解らないと思います。また、作業していると新たに割れやすいため慎重を重ねての施工です。
次の画像は反対側の屋根。こちらも同様に補修~下塗り~中塗り~上塗りの順に進んでいきます。最近の主流として遮熱塗料が当然の流れになっています。各メーカーさんが作られた塗料の中で、私共は関西ペイント製の2液アレスクールSiを使用しての塗装になります。
同じ様な画像で申し訳ないです。夏場は屋根の上の温度は70度以上になりますので、触るとやけどしてしまいます。その熱が部屋の中に伝わり、温度を上げる~エアコンの温度を下げるというエコにほど遠い悪循環になります。そこで各社は遮熱塗料を開発し、皆様のお住まいを紫外線や赤外線、熱からまもる努力をしている訳です。
普段何気なく散歩した時、ふと見上げると写真のような部位を見かけませんか? この部位は谷樋と言って雨水の通り道になっている箇所です。最近の豪雨や台風で予想以上の雨も珍しくなくなりましたので、谷樋のお仕事も大変です。雨量が凄いので溢れたり、雨漏れしたりすることも多くなってきているので注意して欲しい箇所でもあります。
屋根塗装は板金部分までしっかりと塗装し、屋根全体を仕上げていきます。
棟板金や先述の谷樋など、屋根にはスレート瓦以外にも板金部分が多く使われています。
まだ瓦が綺麗だし塗装はまだまだ先と思っている方も、
下からで構いませんので目視によりチェックをしてあげてください。劣化は思わぬ所からやってきますよ。
ポーチからベランダを防水コーティング
ポーチが2箇所、ベランダが1箇所の防水コーティング作業になります。
防水作業は天気と室外機に気を使います。防水作業を完了した矢先に雨が降ることもあるので、ある程度晴れが確実な日に作業をしていきます。元の基材とトップコートの密着性を高めるプライマーを塗り、トップコートを塗っていく作業になります。
こちらもポーチになります。清掃を行い不純物(ゴミ)を取り除き、プライマーを塗布していきます。
まだポーチには室外機が無いことが多いので助かります。
こちらはベランダの様子です。
こちらには室外機が複数台あり、どかさなくては防水作業が出来なくなります。
しかし、エアコンホースが短い場合は動かせる範囲が決まってしまうので、
神経を使いながら動かしていきます。
架台という室外機の仮置き台を使用することもあります。
架台の足は円形の棒状になっており、室外機が置いてあった箇所が乾燥したら
室外機を降ろし足の跡だけを補修する形になります。
塗装が完了したら、あとは雨が降らないこと願うのみです。
しかし、願いもむなしく雨が降り防水がおかしくなってしまったら、
再塗装をさせて頂いております。
立ち上がりと呼ぶベランダ床から10~15cm位の帯状に塗られている箇所は、
決して飾りで塗っているものではありません。
床面だけに防水層がある場合、壁との取り合いの箇所がどうしても隙間が開く場合があります。
そうすると、雨水が入り込み劣化~水漏れしてベランダ下に何らかの症状が現れます。
思わぬ所が大工事になることもあるのです。
こちらも時々劣化状況を確認してください。
家を傷みを確認する=家を長持ちさせるには何を優先に直すか
しつこいようですが、時々で構いませんよ。
家の劣化が気になった場合、街の外壁塗装やさん 狭山・所沢店ではご相談にのります。
現地調査からお見積り・診断書提出まで無料ですのでご相談ください。
ご拝読ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年12月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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