外壁にモルタルをしている住宅にお住まいですと、必ず直面するのがクラック対策や塗装によるメンテナンスです。久しぶりに外壁をなんとなく点検してみて、以前よりもひび割れた部分が増えていたり、触った手に粉がしっかりつくような状態でしたら、それは塗装が必要なサインです。
そして、モルタルにおいては他の外壁材よりも塗装時の下地補修が違っていたりしますので、今回は外壁塗装をするにあたり重要となる補修方法などをメインにご紹介させていただきます(^▽^)/
後半では、実際にモルタル外壁の塗装時に行った下地処理の様子も詳しく載せていますので、ぜひご確認ください!
モルタルに定期的な塗装が必要な理由
モルタル外壁はセメントと砂、水を混ぜ合わせた素材で作られており、耐久性が高いものの定期的な塗装が欠かせない外壁材です。
その主な理由は、モルタル自体の防水性能の低さにあります。
モルタルがむき出しの状態だと雨水を弾くことができず、そのまま吸収してしまいます(-_-;
吸水と乾燥を繰り返したモルタルは傷みやすくなり、ひび割れや剥がれなどが発生してしまうのです。
そのため、定期的な塗装によってモルタルの劣化を防ぎ、外壁を保護することが求められるのです(^▽^)/
その主な理由は、モルタル自体の防水性能の低さにあります。
モルタルがむき出しの状態だと雨水を弾くことができず、そのまま吸収してしまいます(-_-;
吸水と乾燥を繰り返したモルタルは傷みやすくなり、ひび割れや剥がれなどが発生してしまうのです。
そのため、定期的な塗装によってモルタルの劣化を防ぎ、外壁を保護することが求められるのです(^▽^)/
塗装の時期はいつ頃?
塗装のメンテナンス周期は、新築住宅では10年前後で、再塗装した住宅では10年から15年が目安とされています。
この違いは、使用される塗料の耐用年数によるものです。
塗料の中には20年~30年を超える寿命の塗料も存在していますが、モルタルはどうしても地震の影響などでクラックが発生してしまいますので、単純な寿命ではなく外壁の動きに追従可能な弾性塗料の使用をオススメすることも多いです(*^^)v
弾性塗料の詳細についてはこちらからご覧いただけます!
また、モルタル外壁は紫外線や雨風などの影響を受けやすく、塗膜の劣化が進むと変色やチョーキングといった症状が現れます。
以前の塗装からの経過年数の他に、こうした塗膜の劣化症状が確認できた場合にも塗装が必要かを検討し、業者の点検によって判断してもらうことが推奨されます。
塗装前の下地補修が重要
モルタル外壁は特に塗装時の補修、下地処理が重要となります。新しい塗料を塗る為の下地が傷んだり問題を抱えたままでは、上手く塗膜が定着できずに早期の劣化や剥がれ・膨れに繋がるためです。
ここでは、そんなモルタルの下地補修についてご紹介いたします。
クラック(ひび割れ)の補修
ひび割れの補修は、その大きさや深さによって対応が異なります。
ヘアクラックと呼ばれる細かいひび割れの場合、専用の補修材を使用して埋めることで対応可能です。
一方、大きなひび割れや深いひび割れの場合は、Uカットと呼ばれる方法で溝を広げ、コーキング材を充填する必要があります。
あえて溝を広げるのは、埋め込むコーキングや樹脂材の接着面を増やしてしっかりと密着させるためです(^▽^)/
外壁表面の剥がれや浮き
外壁の浮きや剥がれがある場合は、より慎重な対応が求められます。浮いている部分や剥がれている部分の塗膜を完全に除去し、左官技術を用いてモルタルで補修する方法が一般的となります。
こちらの方法については、実際に外壁塗装で行った流れを元に確認してみましょう(^▽^)/
四街道市鹿渡で傷んだモルタル外壁の補修塗装工事について
四街道市鹿渡で傷んだモルタル外壁の補修とその面に特化した外壁塗装工事のご依頼を頂きました。
年数的に約30年程経過しておりますが、通りに面した正面を中心に外壁表面が剥がれ掛かっている症状が見られました。
ケレンによる外壁表面の下地処理
先ずはその傷んでいる外壁表面をケレン作業で剥がして参ります。
基本的にはその症状が出ている箇所と、浮き等が生じてこの先剥離の恐れが懸念される箇所を補修して参ります。
際の部分もしっかりとケレン致します
シーラーを塗布
下地調整材を入れる前に補修箇所へシーラーを塗布して密着力を高める為の下塗り1工程目を入れます。
モルタル外壁用の下地調整材で補修
そこにこの様に下地調整材で表面の補修を行いました。周囲との調和も取れる様に出来る限り目立たなくなる様に配慮して参ります。
波型パターン付けでより目立たない仕上げに繋げます
そしてフィラーによる下塗りを入れて行きますが、補修かに加えて全体に新たな波型パターンを付けてより目立たなくなる様に致します。
その下塗り2工程目を行った上で、主剤塗料を塗布して行く事で、補修跡を目立たなくしつつ耐久性のある塗装仕上げへと繋がります。
私たち街の外壁塗装やさんでは、塗装工事を行う上で、それぞれの外壁の状態に応じた補修をしっかりと行わせて頂き、美観と耐久性に拘った仕上げに努めております。
傷んでしまった外壁でお困りの皆様も先ずはお気軽にご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2024年09月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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