住宅地などでよく見かけるコンクリートの壁…実はこれ、「擁壁(ようへき)」と呼ばれる重要な構造物なんです!
斜面の土砂を支えたり、高低差のある土地を安定させたりと、目立たない存在ながら私たちの暮らしの安全をしっかり支えてくれています。
ただし、そんな擁壁も経年劣化や地震・豪雨などの影響でトラブルが発生することも(>_<)
放置してしまうと、住宅や隣地への影響にもつながりかねません。
このページでは、擁壁の役割や種類、劣化のサイン、そして補修のポイントについて詳しく解説いたします。ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
擁壁とは?その役割と重要性
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擁壁(ようへき)とは、主に土地の高低差を安定させるために設けられる構造物で、斜面の土砂崩れや地盤の流出を防ぐ役割を担っています。
住宅地では、敷地が道路よりも高くなっていたり、隣地との間に段差があるケースでよく見かけます。
こうした段差がある場所では、地震や大雨などの自然災害によって土砂が崩れるリスクが高まるため、擁壁によってしっかりと土留めを行うことがとても重要なんです。
もし擁壁にひび割れや傾きなどの不具合があると、住宅そのものにも深刻なダメージを及ぼす可能性があります。
実際、擁壁の崩壊が原因で建物が傾いたり、周辺道路に土砂が流出してしまう事例もあるんです(>_<)
そのため、擁壁は見た目以上に「安心・安全な暮らし」を支える縁の下の力持ちといえます!
擁壁の種類と特徴

擁壁にはいくつかの種類があり、それぞれの現場状況に応じて適切な工法が選ばれます。以下のようなタイプが一般的です。
重力式擁壁
コンクリートなどの自重によって土圧を受け止めるタイプ。構造がシンプルで比較的多くの現場で採用されています。
鉄筋コンクリート擁壁(RC擁壁)
鉄筋とコンクリートで構成された強固な構造で、特に高い擁壁や土圧が強い場所で使われます。
L型擁壁・逆L型擁壁
名前の通りL字型をしており、地面に固定されることで安定感が高いのが特徴。都市部の造成地で多く見られます。
もたれ式擁壁
斜面に寄りかかるような構造で、比較的傾斜が緩やかな場所に使われます。
どのタイプの擁壁であっても、「適切な設計・施工」と「定期的な点検・メンテナンス」がとても重要です(^^)/
擁壁の劣化症状と点検のポイント
擁壁も時間の経過とともに劣化が進んでしまいます。特に次のような症状が見られる場合は注意が必要です。
・擁壁にひび割れがある
・擁壁が膨らんで見える
・擁壁の表面から水が染み出している
・擁壁の天端(てんば)にある排水口が詰まっている
・擁壁が沈んだり、周囲の地盤に亀裂がある

これらは「土圧に擁壁が耐えきれていない」サインかもしれません。
特にひび割れや膨らみは、擁壁内部に構造的な負担がかかっている状態であり、放置すると倒壊のリスクが高まります。
点検は専門業者に依頼するのが安心です。街の外壁塗装やさんでは、擁壁の状態チェックも承っておりますので、お気軽にご相談くださいね(#^^#)
擁壁の補修・補強方法と注意点

擁壁の補修・補強には以下のような方法があります。
表面のクラック補修
ひび割れにシーリング材を注入したり、モルタルで埋める方法です。
アンカー補強
擁壁が膨らんでいる場合に、地中にアンカーを打ち込んで擁壁を安定させる方法です。
排水対策の強化
排水不良による水圧が原因の場合、擁壁内に新たに排水管を設けることで負担を減らします。
擁壁の再構築・新設
劣化が進みすぎている場合は、安全のために解体・再構築が必要になることも。
補修の内容や方法は、擁壁の劣化状態や種類、立地条件によって異なります。また、擁壁は建築基準法や宅地造成等規制法などの法律も関わる部分なので、専門的な知識と経験が求められる工事なんです。
街の外壁塗装やさんでは、擁壁の状態を丁寧に調査したうえで、最適な補修プランをご提案しております(^^)/
擁壁の劣化は早めの対処が安心です!





擁壁は土地を支える大切な構造物。普段はあまり意識しない部分かもしれませんが、ひび割れや水の染み出しなど、ちょっとした異変が大きなトラブルの前触れになることもあります(>_<)
劣化を放置してしまうと、擁壁の倒壊や土砂崩れのリスクが高まり、住宅本体にも被害が及ぶ可能性があります。
「ちょっと気になるな…」と思ったときは、早めに専門業者へご相談を!
街の外壁塗装やさんでは、住宅のお困りごとに関して幅広くご対応可能です。
メールフォームでは24時間お問い合わせ可能ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^)/
記事内に記載されている金額は2025年05月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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