軒天とは?役割と劣化の原因

軒天とは、屋根の軒先裏にあたる天井部分を指し、建物を雨風や直射日光から守る重要な部分です。 軒天には以下のような役割があります。
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屋根裏への雨水や湿気の侵入を防ぐ
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外壁と屋根の境目を保護する
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見た目の美しさを保つ
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換気機能により内部結露を防しかし、年数の経過とともに、雨水の侵入や湿気、虫害、強風などで板が剥がれたり劣化したりするケースが多く見受けられます。
解体と下地調整

破損箇所の軒天を解体し、木材下地の状況を確認・補強します。 この工程で構造材に腐食がないか慎重にチェックします。
古い板を剥がしたあと、新しい材料を固定するための下地調整も欠かせません。
新しい軒天材の取り付け

ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)を新たに使用し、ビスでしっかりと固定していきます。 この板は耐火性や耐久性に優れており、軒天の素材として人気があります。
ケイカル板5mmの施工

今回は厚さ5mmのケイカル板を使用。 既存の軒天に馴染むように水平を保ち、隙間なく貼り付けることが重要です。
下地としっかり一体化するよう固定することで、今後の長期的な耐久性が確保されます。
軒天塗装工事と仕上がり

ケイカル板を取り付けた後は、軒天塗装工事で仕上げを行います。 塗装には防カビ・防藻機能のある塗料を使用し、見た目の美しさだけでなく、耐久性もアップします。
塗装により全体の統一感が出て、美しい外観に仕上がりました。
軒天の不具合を放置していると、以下のようなリスクがあります。
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雨水の侵入による構造材の腐食
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天井裏の湿気・カビ発生
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害虫や小動物の侵入経路になる
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外観の劣化により資産価値の低下
早期の点検と補修が重要です。
まとめ:信頼できる専門業者による施工を
今回の施工では、街の外壁塗装やさんが一貫して調査から施工、仕上げまでを対応。
軒天交換工事や軒天塗装工事は、見た目だけでなく建物の保護にも関わる大切な工事です。
特に千葉市中央区都町のような海に近いエリアでは湿気や塩害の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが不可欠です。
軒天の不具合が気になったら、まずは専門業者による点検をご依頼ください。
記事内に記載されている金額は2025年06月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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