アスベスト(石綿)は、かつて優れた耐久性と断熱性から屋根材として広く使われていましたが、健康被害の危険性があることが分かり、現在では使用が禁止されています。
とくに築20年以上のスレート屋根などにはアスベストが含まれている可能性があり、リフォーム時には十分な注意が必要です。
本記事では、アスベスト屋根の見分け方やリフォームの方法、安全に対処するためのポイントについて、専門業者「街の外壁塗装やさん」の視点から詳しく解説いたします(^^)/
アスベストを含んだ屋根とは?過去の使用とその背景

かつて建材として多用されていたアスベスト(石綿)は、断熱性・耐久性・耐火性に優れており、特にスレート屋根や波板屋根などに多く使用されてきました。
昭和から平成初期にかけて施工された屋根には、アスベストを含む製品が広く使われていたのです。
しかし、アスベストは吸引することで健康被害(肺がん、中皮腫、アスベスト肺など)を引き起こすことが判明し、2006年には原則製造禁止となりました。

そのため、築20年以上経過している建物の屋根材にはアスベストが含まれている可能性が高く、メンテナンスやリフォーム時には注意が必要です(>_<)
アスベスト屋根の見分け方と注意点
アスベストが含まれている屋根材は、見た目だけでは判断が難しいのが実情です。
特に1990年代以前に施工されたスレート系屋根材(カラーベストやコロニアルなど)には、アスベストが使用されていた可能性が高いとされています。

外観としては、古いスレート材には細かい繊維が混じっているような質感が見られることもありますが、それだけで断定はできません。
実際にアスベストが含有されているかを正確に判断するには、専門の検査機関での分析(定性分析や定量分析)が必要です。
また、メーカーや製造年によってもアスベスト含有の有無が異なるため、屋根材に刻印されている製品名や型番、製造ロットなどの情報を確認し、該当するデータと照らし合わせるのが有効です。
少しでも不安がある場合は、無理にご自身で判断しようとせず、専門業者に調査を依頼することが大切です。
アスベストは適切な処理が必要な有害物質のため、取り扱いには十分な注意が求められます!
アスベスト屋根のリフォーム方法
アスベストを含んだ屋根材でも、正しい手順で安全にリフォームすることは可能です。
主な方法としては以下の3つがあります。
カバー工法

葺き替え工事

部分補修


部分補修では、割れやひび割れのある箇所のみ補修します。
ただしアスベスト飛散リスクがあるため、専門の処理が必要です。
リフォーム時には、アスベストの含有検査や飛散防止対策をしっかり行ってくれる専門業者に依頼することが重要です。
アスベストを含有した屋根材のメンテナンスも、街の外壁塗装やさんにお任せください!

アスベストが含まれている屋根は、適切な知識と対策がないまま扱うと、健康被害や法的リスクにつながる可能性があります。
リフォームの際は、カバー工法や葺き替えなどの方法を検討し、安全に施工できる専門業者に依頼することが大切です。
街の外壁塗装やさんでは、アスベストが含まれる可能性のある屋根の調査から、安全なリフォーム方法のご提案、施工まで一貫して対応いたします(^^)/
専門知識を持ったスタッフが、無料で点検・お見積りを行いますので、「うちの屋根ってアスベストが入っているかも…?」と気になった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください♪
記事内に記載されている金額は2025年05月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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