トタン屋根は軽量で施工性が高く、費用も比較的安価なため、住宅や物置・工場などで広く使われています。
しかし、夏になると
「屋根からの熱が厳しい」
「室内がムッとする」
といった暑さのお悩みをよくいただきます。
この記事では、トタン屋根が暑くなる原因と、その暑さを軽減するための対策方法について、屋根の専門業者「街の外壁塗装やさん」の視点で詳しく解説いたします。
トタン屋根が暑くなる原因とは?

金属特有の高い熱伝導率
断熱構造が不十分な場合が多い
トタン屋根はシンプルな構造で使われることが多く、断熱材や遮熱層がないまま施工されているケースも見受けられます。
そのため、熱がダイレクトに室内へ伝わりやすくなります。
トタン屋根の暑さを和らげる4つの方法

① 遮熱塗料で屋根を塗装する

もっとも手軽で効果的なのが、遮熱塗料による塗装です。
遮熱塗料は、太陽光の赤外線を反射する成分を含んでおり、屋根表面の温度上昇を抑制します。
トタン屋根に遮熱塗料を塗るだけで、屋根の表面温度が10~20℃も下がることがあります。
【参考価格】
遮熱塗料を使った屋根塗装は47万800円(税込)~(※目安金額)
② 屋根裏に断熱材を設置する

室内の天井裏などに断熱材を追加施工することで、トタン屋根から伝わる熱をシャットアウトできます。断熱材にはグラスウールや発泡系の素材などがあり、建物の構造に応じて選定します。
③ 通気層を設けて熱気を逃がす
④ 断熱材入りの屋根材を使った葺き替え工事やカバー工法も選択肢に

老朽化が進んでいる場合や、断熱性の高い住環境を求める場合には、屋根の葺き替えやカバー工法によって、断熱性能を高めることも可能です。
【参考価格】
・屋根カバー工法:87万7800円(税込)~
・屋根葺き替え工事:109万7800円(税込)~
※いずれも目安の金額です。
専門業者による現地調査で最適な対策を

トタン屋根の暑さは、金属特有の熱伝導性の高さと、断熱性能の不足が原因です。
しかし、遮熱塗料の塗装や断熱材の追加、換気の工夫などによって、夏の暑さは大きく軽減できます。
トタン屋根の暑さ対策は、建物の構造や屋根の劣化状況によってベストな方法が異なります。
まずは現地調査を行い、屋根の状態を正確に把握したうえで、断熱材の有無や通気の確保などを含めたプランを検討することが重要です。
街の外壁塗装やさんでは、トタン屋根の暑さに関するご相談や、遮熱塗装・断熱施工・リフォームのご提案まで幅広く対応しております。
お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2025年07月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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