屋根の内部で雨水から建物を守っているのが「防水紙(ルーフィング)」。その中でも近年注目されているのが改質アスファルトルーフィングです。
従来よりも柔軟性や耐久性に優れ、長く住まいを支えてくれる大切な存在なんですよ(#^^#)
この記事では、改質アスファルトルーフィングの特徴や種類、耐久性や施工の方法についてわかりやすく解説いたします!ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
改質アスファルトルーフィングとは?その基本的な特徴

屋根工事の際に欠かせない存在が「防水紙(ルーフィング)」。
その中でも改質アスファルトルーフィングは、従来のアスファルトルーフィングに特殊な改質材を加えて性能を高めた製品です。
一般的なアスファルトルーフィングに比べて柔軟性や耐久性が増しており、紫外線や熱にも強いのが大きな特徴です。
屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ役割を担っているため、改質アスファルトルーフィングがしっかり施工されているかどうかは、住まいの寿命を大きく左右する重要なポイントになります。
表面が破れにくく、施工時にも扱いやすいことから、近年は新築やリフォームでの標準仕様として採用されるケースが増えています(^^)/
改質アスファルトルーフィングの種類と性能の違い

ひと口に改質アスファルトルーフィングといっても、さまざまな種類があります。大きく分けると以下のように分類されます。
・ゴムアスファルトルーフィング:ゴムを配合することで伸縮性が高く、温度変化に強いタイプです。寒冷地や暑さの厳しい地域でも安定した性能を発揮します。
・高耐久タイプ:従来の製品よりも耐用年数を長く設計されており、長期間安心して使用できる仕様です。
・軽量タイプ:施工性を重視したタイプで、職人さんの作業効率を高めるメリットがあります。
種類によって厚みや耐用年数が異なるため、屋根材との相性やお住まいの環境に合わせて選ぶことが大切です。どのタイプも通常のアスファルトルーフィングに比べて雨漏りリスクを減らし、長期的に屋根を守れる点で優れています(#^^#)
改質アスファルトルーフィングの耐久性とメンテナンスのポイント
改質アスファルトルーフィングは高い耐久性を持っていますが、永久に劣化しないわけではありません。一般的に屋根材よりも長持ちするよう設計されていますが、長い年月の中で次第に防水性能は低下していきます。
特に、以下のようなタイミングでは注意が必要です。
・屋根材が寿命を迎えて葺き替えを検討するとき
・雨漏りが発生し、下地の状態を確認する必要があるとき
・台風や強風などの災害後に不具合が見られたとき
点検をせずに放置すると、気づかないうちに雨水が入り込み、下地の木材を傷めてしまう恐れがあります。改質アスファルトルーフィングは性能が高い分、「見えない部分でどれだけ頑張ってくれているか」を定期点検で確認してあげることが大切なんです(^^♪
ルーフィングを施工するには葺き替え工事かカバー工法での回収が必要
「防水紙を交換したい」と思っても、屋根材を外さずにルーフィングだけを新しくすることはできません。なぜなら、ルーフィングは屋根材の下に敷き込まれているからです。
そのため、ルーフィングを施工・交換するには「葺き替え工事」または「カバー工法」が必要になります。
葺き替え工事

既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しくする方法。ルーフィングを新しく敷き直せるので、防水性能を確実に取り戻せます。
カバー工法

既存の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる工事。その際に新しい改質アスファルトルーフィングも設置されるので、防水層が二重になり安心感が増します。
どちらの工法もルーフィングの再施工を伴うため、雨漏り対策として非常に有効です。特に改質アスファルトルーフィングを採用することで、長期的に雨水の侵入を防ぎ、快適な住環境を守ることができますよ(^^)/
まとめ
改質アスファルトルーフィングは、雨漏りを防ぎ屋根の寿命を延ばすために欠かせない建材です。種類もさまざまで、お住まいの環境に合わせた選び方ができる点も魅力ですね(^^♪
ただしルーフィングの施工や交換は屋根を外す工事が必要となるため、葺き替え工事やカバー工法など、
セットで行われます。定期的な点検を行い、劣化を見逃さないことが住まいを守る大切なポイントです。
快適なお家づくりのために、ぜひ知識として覚えておいてくださいね(#^^#)
記事内に記載されている金額は2025年08月28日時点での費用となります。
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