足場工事にかかる費用の基本と内訳

外壁塗装や屋根工事を行う際に欠かせないのが足場工事です。
普段あまり目にすることはありませんが、実は工事全体の費用の中でも大きな割合を占める部分なんです(^^♪
足場費用の基本的な内訳は以下のようになっています。
・足場材のレンタル費用
・組立・解体の人件費
・運搬費や設置に必要な諸経費
一般的に30坪程度の住宅であれば、足場の費用は20〜30万円前後になることが多いです。
ただし建物の形状や周辺環境によって変動するため、あくまでも目安と考えておくと安心ですね。
足場の種類ごとの費用相場をチェック
くさび式足場(ビケ足場)

くさび式足場(ビケ足場)は、現在の住宅リフォームや外壁塗装で最も多く使われている足場です。
部材同士を「くさび」で固定する仕組みで、ハンマーで打ち込むだけで組立・解体ができるため、作業効率がとても高いのが特徴です(^^)/
強度や安定性にも優れており、職人さんが安心して作業できる環境をつくれる点が大きなメリットです。
また、狭い場所や複雑な形の建物にも柔軟に対応できるのも魅力です。
相場は600〜800円/㎡ほどです。
単管足場

単管足場は、鉄パイプ(単管)を組み合わせて設置するシンプルな足場です。
一般住宅の全面工事よりも、部分的な補修や小規模な工事(屋根足場など)でよく利用されます。
部材が少なく軽いため比較的安価です。
相場は500〜700円/㎡程度となります。
枠組み足場

枠組み足場は、鋼製の「建枠」と呼ばれる部材を組み合わせて設置する足場で、強度と安定性に優れているのが大きな特徴です。
高層ビルやマンションなどの大規模建築で広く採用されており、作業床がしっかりしているため安全性が高く、複数の作業員が同時に作業できる環境を確保できます
大規模な建物に使われることが多く、強度が高いのが特徴です。
相場は900〜1,200円/㎡ほどで、一般住宅ではあまり登場しません。
このように種類によって費用が異なりますので、見積もりの際はどの足場が使用されるのかを確認しておくと安心ですよ(#^^#)
見積もりで差が出やすいポイントとは?

足場工事の見積もりを取ってみると、同じ建物でも金額に差が出ることがあります。
これは以下のような要因が影響しているからです。
・建物の高さや形状
・道路幅や隣家との距離など設置条件
・メッシュシートや養生ネットの有無
・運搬距離や搬入経路の状況
特に建物が複雑な形をしていたり、道幅が狭くトラックやクレーンが入れない場合は、作業効率が下がるため費用が高くなる傾向にあります。
また、見積もりには「一式」と書かれているケースも多いですが、内訳を確認することで納得感が得られるはずです(^^♪
足場費用を少しでも抑えるための工夫
足場は安全に工事を進めるために欠かせないものなので、極端に削ることはできません。ただし、ちょっとした工夫で全体の費用を抑えることは可能です。
・外壁塗装や屋根工事など、複数の工事を同時に依頼する
・メンテナンスのタイミングをまとめる
・追加費用が発生しやすい条件を事前に確認しておく
例えば「外壁塗装の数年後に屋根工事を別で行う」となると、その都度足場代がかかってしまいます。
できるだけ工事をまとめることで、1回分の足場代で済む…というのは大きな節約ポイントなんです(^^)/
まとめ

足場工事は、外壁や屋根のリフォームにおいて欠かせない大切な工程です。
種類や建物の条件によって費用は変わりますが、一般的な住宅であれば15〜25万円程度が目安となります。
見積もりを確認する際は、使用される足場の種類や内訳に注目することで納得のいく判断ができます。
また、足場が必要な工事をまとめて行うなどの工夫で費用を抑えることも可能です。
今回の記事が、安心して工事を進めるための参考になれば嬉しいです(#^^#)
種類や建物の条件によって費用は変わりますが、一般的な住宅であれば15〜25万円程度が目安となります。
見積もりを確認する際は、使用される足場の種類や内訳に注目することで納得のいく判断ができます。
また、足場が必要な工事をまとめて行うなどの工夫で費用を抑えることも可能です。
今回の記事が、安心して工事を進めるための参考になれば嬉しいです(#^^#)
記事内に記載されている金額は2025年10月01日時点での費用となります。
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