本日は、君津市南久保にて外壁塗装工事の模様をお伝えいたします。
今回のお客様のお住まいは今年で築22年目、ちょうど築10年目に一度外壁のメンテナンスを行ったとの事で、今回は12年ぶりのメンテナンスになるそうです。以前補修したひび割れ個所がだいぶ黒ずんできて目立つようになってきたので、塗装をお願いしたい、との事でした。調査の結果、全体的に塗膜の劣化が見られ、微細なクラックが多数、以前補修を行ったクラックのシーリングもかなり劣化して黒ずみ、剥離やひび割れが入っている個所も多数確認いたしました。さらに軒天や破風板の劣化もみられたため、今回外壁クラック補修と付帯部分の補修工事を含めた全面塗装工事を行う運びとなりました。
大きなクラックはU字カットして補修


今回お客様のお住まいの外壁はモルタル外壁です。
足場の設置、駐車場のお車への養生などを済ませてから、外壁と屋根に高圧洗浄を行い、汚れや苔、古い塗料などを落としてきれいにしていきます。
洗浄を終え十分に乾燥させた後、外壁や付帯部分の補修作業にかかります。
外壁のクラックに対してはひとつひとつ丁寧に、古く傷んだシーリング材をはがし、クラック周辺を含めて洗浄を行った後、プライマーを塗布、シーリング材やモルタルで修復していきます。クラックの大きさによってはV字やU字にカットして奥までシーリング材が入りやすくしてから補修を行います。
付帯部分に関しては剥落した塗料を落とし、表面をヤスリなどで平らにして塗料の付着を良くするケレン作業を行います。
付帯部分も補修と塗装


補修後、塗装しない部分や違う色を塗る部分などに養生を施していき、いよいよ塗装作業です。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの三工程で行います。
今回使用しますのは、モルタル外壁のクラックに対して非常に強い効果をもたらすエラストコートを使用します。360%の高弾性を誇る塗料で、0.3ミリ以下の微細なクラックにはこの塗料だけで充分対応可能です。さらに今後発生するクラックにも塗膜が追従し雨水の侵入を防いでくれます。
まず下塗り作業です。ローラーや刷毛を駆使して細部まで丁寧に下塗りしていきます。下地塗料は中塗り・上塗り塗料との密着性を高める効果があります。
軒天、破風板など付帯部分も大小の刷毛を使い分けて丁寧に塗っていきます。
クラック補修を行った部分は、他の外壁と違って平らになってしまい塗装を行っても差異が生じてしまいます。それを目立たなくするために、塗装前に補修部分の表面処理を外壁同様に施していきます。お客様の外壁はタイル仕上げですので、同様にタイルガンと呼ばれる吹き付け用の機械で骨材を吹き付けた後ローラーで凸凹を抑えていきます。
下塗りを終えて十分に乾燥させたら中塗り、上塗り作業です。塗料の色はカラーシミュレーションを行ってお客様と相談して決めさせていただきました。
一回一回乾燥させてから中塗り、上塗りと塗り重ねていきます。
台風や地震で傷んだお住まいも、きちんとメンテナンスをすることで見違えるくらい美しく生まれ変わりました。

記事内に記載されている金額は2019年03月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。