大網白里市みずほ台のお客様より、お住まいのメンテナンスのご相談を承りました。今回はその工事前調査の模様をお伝えします。
今回のお客様は、今年で築18年目とのことで、春先の強風により雨樋が破損してしまったとのことで、どうせ修理をするなら日頃気になっている外壁まわりも見てもらおう、ということで弊社にご依頼をいただきました。
前回塗装より8年目、すでに北側外壁には藻が繁殖


それでは調査の模様をお伝えします。まずは外観から、ぐるっと見て回ります。
今回のお客様の外壁は、窯業系サイディングボードになりますね。
サイディングボードの表面には外壁用塗料が塗布されていますが、表から見る限り状態は悪くないように見えます。しかし日の当たらない北側の裏手に回ってみますと、外壁がうっすらと緑色に変色しているのがわかります。塗膜の劣化により藻が繁殖しているのが確認できます。
外壁の塗装は築10年の時に地元の業者に施工してもらったそうですので、前回の塗装からはまだ8年しかたっていないことになります。それにしては劣化が早いような気もします。
よく見ますと、二階などの窓枠付近の塗りにムラができているのがわかります。下塗りが不足していたのか、下地材の洗浄が不足した状態で塗布したのか、目立たない場所ですがちょっと残念な塗になっているようです。藻の繁殖も塗りの甘さが原因かもしれません。
どちらにしても前回塗装からは8年になるので、そろそろ塗装の時期ではあります。このタイミングでしっかりと下地から塗りなおしたほうが長い目で見ればいいかもしれません。
春先の強風で雨樋が破損


シーリングの状態を見てみましょう。サイディングボードは外壁に化粧ボードを張り合わせる工法ですので、ボードの合わせ目にはシーリング材が充填されています。
そのシーリングがひび割れが入っている状態でした。特に窓枠の合わせ目に充填されているシーリングがかなりボロボロの状態でした。ボードと窓枠では素材が違いますので、地震が起きた時にひずみが生じやすいポイントではあるのですが、やはり劣化が著しいです。
お問い合わせのきっかけとなった雨樋の方を確認してみます。集水器の付近にポッカリと穴が開いていました。割れ目がシャープでまだ新しいですね、強風で飛んできた枝か石などが当たって破損したようです。
こちらは交換工事で対応いたします。
他に気になる点としては、天戸の戸袋がすっかり錆びてしまい赤くなっていました。こちらはケレンと塗装で対応するか、交換工事にするかはお客様とご相談したいとお藻ます。
調査が完了し、お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、現状をご報告いたしました。
戸袋の補修作業と、雨樋補修工事と外壁シーリング打ち替え工事、外壁の塗装工事をおすすめいたしました。外壁に使用する塗料としては、外壁用の塗料として手頃な価格で耐用年数も比較的長いパーフェクトトップをおすすめいたしました。

記事内に記載されている金額は2020年08月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。