千葉市美浜区磯部にお住まいのお客様より、台風で剥がれた軒天補修のご相談をいただきました。火災保険が利用できますので予算に応じて屋根塗装もご検討中とのことです。その為にはまず軒天が剥がれた原因が経年劣化なのか、雨漏りなのかを判断し、且つ屋根塗装が出来る状態なのかを確認しなければなりません。スレート屋根も台風被害に遭っていれば軒天同様に火災保険を使用することが出来ますので早速見ていきましょう。
千葉市美浜区磯部の軒天補修・屋根塗装前点検


軒天材が剥がれ小屋裏が見える場所は1箇所だけの様ですが、他の場所にも表面が剥がれてしまっている事が確認できます。軒天にはカラーベニヤが使用されていますが、耐久性に乏しく湿気の影響も受けやすい為現在の新築には使用されていません。またリフォーム時にケイカル板等、耐久性・耐火性に優れた素材に変更することがほとんどです。
軒天が剥がれてしまうと垂木や野地板が見え美観を損ねてしまうだけでなく、鳥が浸入し棲家として利用されることがあります。屋根裏は室内の熱で暖められますので鳥にとっては快適な空間でしょう。鳥が棲みついてしまえば羽ばたく音や鳴き声、糞尿などの異臭で想像以上のストレスを感じられるかと思います。
台風被害の原状復旧には火災保険・共済が利用できます

台風で剥がれた部分は火災保険で補修することが出来ますが、全体的な経年劣化も見られるためこの機会に増張りや張替工事等で全体補修を行うと良いでしょう。火災保険は足場仮設費用も申請出来ますので、お住まいのメンテナンス時期と被った際にはあわせて屋根外壁塗装等を行う事で支出を抑えることが可能です。
剥がれた軒天だけに目が行きやすくなりますが、木製の鼻隠しも雨水を吸い込み傷んでいる事が確認できます。鼻隠しが腐食してしまえば雨樋も外れ補修範囲は広がる一方です。築年数と建材の種類を見極め必要なメンテナンスを行っていきましょう。
経年劣化が見られるスレート屋根に適切なメンテナンス方法は?


塗装メンテナンスを検討しているスレート屋根です。築20年程度は経過しているのか塗膜の劣化により苔やカビが全体に繁殖しており、一度補修を行った主棟以外の棟板金も錆が発生しています。破損は見当りませんが、スレート屋根が吸水・乾燥を繰り返し浮きが起こっていることが確認出来ます。浮きや反りは塗装で改善することが出来ませんし、強風に煽られてスレートが割れる原因になってしまいますので、浮きを起こす前の塗り替えメンテナンスを行っていくことが大切なのです。
火災保険を利用して屋根リフォームも


下屋では差棟板金が外れており、壁との取り合いにある雨押え板金も釘が抜け指が入る程浮いてしまっていました。もちろん一つずつ補修して塗装することは可能です。しかしスレート屋根材は既に吸水し劣化が著しい為、塗り替えメンテナンスを行っても塗膜の剥がれや築年数により雨漏りを発生させる恐れがあります。この場合は屋根カバー工法や葺き替え工事を行った方が今後雨漏りを起こすリスクも抑えることが出来ます。
差し棟板金の外れは台風被害の可能性がある為、火災保険が申請出来ます。しかし必ずしも申請内容の補修を行う必要はないのです。お住まいの今後の為になるメンテナンスに火災保険を利用できれば自己負担を少なく補修することが出来ます。屋根や軒天の補修工事依頼、火災保険の利用方法やお住まいメンテナンスに関して気になる点がございましたらお気軽に街の外壁塗装やさんへご相談ください。お住まいの状態に合わせて適切な塗装・補修工事をご提案させていただきます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。