千葉市花見川区にあるテラスハウスの防水工事と外壁塗装工事のお見積り依頼を承りました。施工は同時に行う事が出来ますが、雨漏りを起こしている可能性がある場合は補修し、問題が無い事を確認してからメンテナンスを行う必要があります。
まずはお住まい全体を確認し、施工の優先性を判断していきましょう。
テラスハウスとは?
テラスハウスと聞くとテレビの影響からか「大きな家で共同生活をする建物」と思われがちですが、実は「2階建ての長屋」の事を指します。メゾネットが建ち並んでいると思っていただければ大丈夫です。建物が繋がってはいるため集合住宅に区分されますが、1戸ずつに区分けされている為一戸建てのような感覚で生活が可能です。賃貸の場合はオーナー様の管理物件ですが、購入した場合は居住範囲のメンテナンスが必要になります。
今回はテラスハウスの中間あたりのお住まいからのお見積り依頼です。バルコニーと屋上に防水層が形成されていますが、何年もメンテナンスをしていなかったため雨漏りを起こしている可能性があるようです。洗濯物干しスペースと使用している2階バルコニーには、雨天後の点検で水溜まりが出来ていました。平坦なバルコニーやベランダは作業スペースとして有効活用出来る為、多くのお住まいに採用されていますが、傾斜(勾配)がほとんどない為防水層が傷みやすいです。
バルコニーに土や草木の種が溜まると雑草を繁殖させ、更に水捌けが悪くなってしまいますし、根が防水層を突き破ってしまいます。防水面の表面に剥がれが見られますので、既に気づいていない内に雨漏りを起こしている可能性があります。
築年数が経過している場合や雨漏りを起こしているお住まいは、防水面が水を多く含んでいることが考えられるため、新築時と同じ防水工事を行うと防水層に膨れを起こしてしまいます。そこでウレタン塗膜防水の通気緩衝工法をご提案させて頂きました。以下はこちらのお住まいで必要となる補修工程をご紹介しております。
築年数が経過しているお住まいでのウレタン塗膜防水(通気緩衝工法)
ウレタン塗膜防水を行う為に高圧洗浄で表面の汚れを洗い流し乾燥させます。下地が傷んでいる可能性が高い為、樹脂モルタルで下地を平滑にしながら補修を行っていきます。水たまりが出来ていた場所は、凸凹が出来ている可能性が高い為、スムーズに雨水が流れるように排水ドレンに向かって傾斜を修正し直します。
下地が含んだ水の蒸発によって塗膜が膨れないように、通気緩衝シート(絶縁シート)と呼ばれる無数に穴が開いたシートを貼ります。このシートがある事によって、塗膜を下地に密着させずに水蒸気が溜まる空間を作ります。その空間から脱気装置によって水蒸気を逃がすことで、塗膜の膨れを防ぐことが出来ます。
シートがある事で塗膜が剥がれやすくなったり、耐久性が低くなることもありませんのでご安心ください。今回は手摺の基礎等があり、平坦な下地ではなかったため施工のしやすい塗膜防水をご提案致しました。
防水工事に関してのご質問や見積もり依頼、雨漏り点検等気になる事がありましたら、被害が拡大する前に一度街の外壁塗装やさん千葉中央店へお問い合わせください。状態に合わせて適切なメンテナンスをご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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