速度の遅い台風13号が通過し、不安を感じていらっしゃる方も多いかと思います。風が落ち着いてからお住まいの不具合が起きていないか、確認しましょう。
今回は、千葉市中央区のスレート屋根の塗装工事をご紹介します。
スレートは薄い形状の為、何かがぶつかった衝撃により割れてしまう事があります。台風の飛来物が原因になる事がありますが。経年劣化を起こしていると尚更です。
塗装メンテナンスは、塗膜保護・美観性の向上等を目的にしていますが、割れにくくするため、強固にお住まいを守る為の下地の補強というのは見逃しがちです。
今回は、下塗り塗料【マイルド浸透シーラー】の性能についてご紹介いたします。
マイルド浸透シーラーを使用しての塗装依頼、住宅点検・お見積り依頼等は、お気軽に街の外壁塗装やさん千葉本店へお問い合わせください。
屋根塗装前のスレート
屋根塗装を行う前のスレート屋根材です。
メンテナンスさえ行っていれば25~30年程は使用できますので、塗り替えの時期を見逃さずに補修していきましょう。
表面の塗膜が劣化すると、「素地」と呼ばれるスレート本体の表面が露出してしまいます。
素地が傷んでしまうと浮きや反りを起こしたり、屋根が割れやすくなるため、素地調整(下地調整)が塗装を行う上で、非常に重要な作業です。
下地調整(素地調整)の重要性
高圧洗浄で屋根に付着した汚れや苔を洗い落とすと、思っていた以上に屋根材が傷んでいる事に驚かれる方が多いです。
表面を綺麗にし、乾燥させてから下地調整です。
屋根材の割れにはシーリング補修、棟板金のビス止め補修後、全体の下塗りを行っていきます。
使用したマイルド浸透シーラーは、スレート(窯業系)屋根専用の下塗り材になります。
スレートの塗装には、下地の密着性と屋根材への浸透・補強が大切です。
下塗りは、素地と仕上げ塗料間の接着剤の役割を果たしますが、肉痩せした屋根材の補強を行う事で、スレート本来の耐久性が取り戻すことが出来ます。
上部のみ下塗りが終わった状態です。
下塗り塗料はクリアー(透明色)かホワイト(白色)が多く、クリアーは変化が分かりにくいですよね?
しかし、下塗りを行わなければ、屋根塗装の数年後はきっと剥がれが起き、見栄えも耐久性も低下している事でしょう。
下塗り後は仕上げ塗料で中塗り・上塗りを行いますが、マイルド浸透シーラーは水谷ペイント社製の塗料の為、同社のルーフマイルドSiを使用していきます。
遮熱機能を持つ塗料、素地の補修を行う塗料等、下塗りによって機能は様々です。
まずはスレートの状態を点検し、最適な塗料を選び、屋根材が長期的に使用できるようにメンテナンスしていきましょう。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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