千葉市花見川区で外壁塗装を行った、築14.5年のお住まいです。
実際に塗り替えをするときには、「高性能の塗装をしたい」「長期に渡って綺麗を維持したい」と考えながら塗料を選ばれるかと思います。
しかし、塗り替えの様子を見ても見た目が綺麗になるだけで、性能は果たしてどうなのか?と少し不安を感じてしまいますよね?
今回は日本ペイントのファイン4Fセラミックの性能・特徴についてご紹介いたします。
塗装をしようと思うきっかけは、築年数・チョーキング現象・苔やカビの付着が気になり始め…という方が多いですよね?
外壁塗装を行えば、そのすべての問題が一気に解決し、新築の頃のような綺麗なお住まいに蘇ります。
しかし正直なところ、見た目に関してはウレタンやシリコン系塗料を使用しようと、綺麗に仕上がります。
ではなぜ高耐久塗料を使用するのか?塗り替え後の綺麗を長く保ちたい、結果的にランニングコストを抑えたいからですよね。
世界初の4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料
日本ペイントのファイン4Fセラミックは、弱溶剤系の4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料です。
弱溶剤とは、塗料の希釈にシンナーを使用する為、多少の臭気を感じます。
従来のフッ素塗料は、3フッ化フッ素樹脂塗料が主流でした。しかし塩素原子(Cl)が劣化の原因になるという事で、塩素原子の代わりにフッ素と無機系のセラミック変性樹脂を加え、フッ素の劣化を防ぐ事に成功しました。
これは日本ペイントによる世界初の開発です。今後、不純物(Cl)を含まない4F塗料の普及が多くなる事でしょう。
熱や紫外線に耐える高耐候性・高耐久性、超低汚染性(セルフクリーニング機能)、防藻・防カビ性を持つ4F塗料を使用することで、塗り替え回数を減らし、お住まいにかける手間も費用も抑えることが出来ます。
塗料カタログの表記
ちなみに、こちらがファイン4Fセラミックのカタログです。
見てみると「これはどういう意味だろう?」と思う点がいくつかありますので、少しご紹介します。
①JIS
JISとは日本工業規格の略称で、日本の工業製品に関する規格や、測定法が定められています。
安全や健康の保持・環境保全等の観点から、国に定められた規格内で認められた製品の為、安心して使用できるという証拠でもあります。
JIS A 6909は建築用仕上塗材に分類されます。
②ホルムアルデヒド放散等級
ホルムアルデヒドは、あまり知られてはいませんが、実は様々なところで使用されています。
2015年に建築資材への使用が厳しくなりましたが、長期的に晒され続けると、結膜炎・咽頭炎・皮膚炎・シックハウス症候群の原因になります。
内装に使用する際には制限がかかることがありますが、☆が多いほどホルムアルデヒドの放散量が少なく、最も良い製品はF☆☆☆☆です。
仕上がりからは見えない塗料の特徴・性能をご紹介させて頂きました。
同じグレードの塗料であっても、特徴・適正下地は違いますので、お住まいの状態に合わせて最適な塗料をご提案させて頂きます。
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記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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