習志野市で2階建て住宅の塗装点検を承りました。
住宅図面をお持ちの方は点検時にコピーを頂き、塗装面積の計算や開口部の確認をさせて頂きます。
(図面が見当たらない場合は現地にて住宅を測る為、少々お時間を頂きます。)
塗装面積を計算する際には【立面図】と呼ばれる、住宅を4方向から見た図面を使用しますが、使用屋根材について記載されている事があります。
屋根材を確認した上で、適したメンテナンス方法についてご紹介したいと思います。
屋根材は図面に記載されています
今回のお住まいに使用されているスレート屋根材には、「ナショナル ピュアベスト レサス」と記載がありました。
レサスは注意すべき屋根材にも名前が挙がります。1999年から2006年頃まで販売されていましたが、健康被害の問題から、アスベストを使用しなくなった屋根材の先駆け商品です。
このノンアスベスト屋根材は問題がある屋根材が多く、メンテナンス方法を慎重に決める必要があります。
ニチハのパミール、クボタのアーバニー、コロニアルNEO等も、アスベストの代わりの材料を使用したノンアスベスト屋根材です。
レサスの問題点は、経年により多数のひび割れが入る事です。更に状態が悪くなれば、屋根材が割れ落下、人や車にぶつかってしまう事も考えられます。
屋根の確認を行うと、確実な割れは見られないものの、細かなひび割れは確認できました。
このような場所を踏むと、割れを発生させる恐れがありますので、慎重に見ていかなければなりません。
しかし今の状態からは、割れもなく塗装メンテナンスも可能です。ここからは補修後の塗装メンテナンスと、屋根カバー工法等の屋根材の変更、どちらがコストパフォーマンに優れているのかを判断していく必要があります。
経年劣化の確認
まずは屋根表面の状態です。北面に苔が付着していますが、塗膜の劣化を表しています。
高圧洗浄で根絶ちを行い塗り替えることで、状態は改善できます。
棟板金の継ぎ目はシーリング材が施工されていますが、隙間が出来ていました。雨水が吹き込むことで下地木材は傷んでしまいますので、シーリングは打替えていきます。
棟板金自体に錆も発生せず、色褪せ程度しか見られませんでした。
釘が若干浮いてしまっていますが、ステンレスビスで固定補強を行えば、全く問題はありません。
谷板金も同様に色褪せは見られましたが、穴あき等もありませんので、全体的に非常に綺麗な状態が維持できています。
現在は屋根材と板金部分で色違いがありますが、塗装を行う事でまとめて同じ色に統一させることが出来ます。
苔や汚れも洗い落とし、綺麗に仕上げ直すことが出来ます。
問題のある屋根材はほとんどの場合、屋根カバー工法や葺き替え工事が必要です。
しかしまずはどのような状態化を見極めて、次回のメンテナンスをいつ頃にしたいかを検討しましょう。
今回塗装が可能であれば、大きな工事を見送る事も可能です。
屋根材が気になる、状態が気になる、塗装の費用は?塗料は?等、気になる事がありましたら、お気軽に街の外壁塗装やさんへご相談ください。
点検・お見積りは無料にて承っております。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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