千葉市若葉区、築17年の屋根外壁塗装の点検にお伺いいたしました。
汚れの付着には気にはなっていたようですが、外壁材自体の耐久性には影響がないと考え、これまではあまり気にならなかったようです。
今回外壁のひび割れに気づき、メンテナンスと費用に関してのご相談を頂きました。
モルタル壁は施工の自由性が高く、サイディングではできないアーチ状を形成することも出来ます。
継ぎ目もありませんので綺麗な外壁に仕上がります。昔の住宅に使われていると思われがちですが、近年ではモダンな印象が注目され、内外装ともに使用するお住まいが増えつつあります。
モルタルは、表面の仕上げ方によって印象を大きく変えます。
そこで今回はモルタルの仕上げの種類と特徴をご紹介したいと思います。
モルタル外壁の種類
こちらのお住まいは、スタッコ壁です。
スタッコ材を5~10㎜程度の厚さに仕上げますので凸凹が大きく、重厚感・高級感を感じさせます。
凸凹部分に汚れが入りやすく、塗料の吸い込みも激しい為、使用塗料が多くなりがちです。
スタッコよりも細かな砂状の仕上がりはリシンです。ざらざらとした表面は、和風住宅の落ち着いた印象と相性が良く、ローコストでもある為リシンの住宅も多く見られます。
以上2種類と比べて、滑らかな外壁材は吹き付けタイルです。ツルツルとした表面の為塗料の吸い込みも少なく、メンテナンスも簡単です。
最後にジョリパッドと呼ばれる左官仕上げです。カラーバリエーションも豊富でデザイン性も高い為、洋風住宅とも相性が良いです。
耐久性に優れている為、モルタルの上にジョリパッド仕上げをするお住まいも見られますね。
モルタル外壁 塗り替えのサイン
モルタル壁の劣化のサインは、チョーキングとひび割れ(クラック)の発生です。
和風のお住まいに多い為、明るい色で仕上げることの多いモルタルですが、触ると白い粉が手に付着することがあります。
モルタル表面が傷んでいる訳ではなく、塗膜が太陽光や雨風によって摩耗し粉化していますので、外壁材を保護できる状態ではありません。
チョーキングの発生とともに汚れ・苔の付着も始まり、美観を損ねてしまいますので、塗装メンテナンスを検討しましょう。
クラックもモルタルのチェックポイントです。セメント+砂+水で構成されるモルタルは、ひび割れを起こしやすい為、塗り替えに合わせて補修をしていく必要があります。
細かなヒビは塗料(フィラー)で埋めることも出来ますが、大きなヒビは部分的な補修工事が必要になりますので、費用も掛かってしまいます。
モルタルの塗装費用を抑える方法は、ヒビが発生する前に塗り替えを行っていくことです。
クラックの状態や、仕上げの種類によって適した塗料も異なります。
メンテナンス方法・施工費用等に関して気になる事がありましたら、街の外壁塗装やさん千葉中央店へご連絡ください。
無料点検で状態確認をし、お住まいに合った補修工事のご提案をさせて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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