本日は、最高気温が40度に達するような地域があるような厳しい暑さですね。千葉市緑区も日中の最高気温は35度、熱中症にならないよう、水分をこまめにとりながら暑さを乗り切っていきましょう。
さて今回は、千葉市緑区の外壁塗装前点検をご紹介いたします。
外壁材の種類によって補修方法は異なりますが、劣化の状態によっては対応を変える必要があります。
誤った施工方法を行うことで、再補修にならないように、入念に点検をさせて頂きます。
2階建て住宅、幕板を境に2階はサイディング外壁です。
チョーキング現象・目地のひび割れ・汚れの付着は目立ちますが、サイディングの浮きや反り、腐食等は見られませんでした。
塗膜の劣化を表していますので、目地補修と塗装メンテナンスを行えば、綺麗に蘇るでしょう。
モルタル外壁のひび割れ
問題はモルタル外壁です。無数のクラックと補修跡が見られますが、太い構造クラックの部分が浮き上がってしまっています。
通常はクラックの太さに応じて、下塗りフィラーの使用や、Vカット・Uカット・エポキシ樹脂充填等の補修処理を行います。
そうすることでクラックの拡大を防ぎ、モルタルの性能と美観性を高く維持することが出来ます。
しかし、モルタルと下地が剥離を起こしていれば、クラック補修では済みません。
モルタル壁補修
モルタルが剥離する原因にはいくつか挙げられますが、今回の様にクラックの発生があることで、浮いた場合は「雨水の浸入」が考えられます。
雨水が入りこんでいれば、下地までも傷めている可能性があります。
この場合は、既存のモルタルを剥がし、下地の腐食補修を行い、モルタル壁を復旧させる必要があります。
木造住宅の場合、下地木材・透湿防水シート・ラス網・モルタルの順に施工していますので、どこまでの補修が必要なのかを確認し、下地から直していかなければなりません。
例に挙げた上写真の現場は、補修した下地にラスカットと呼ばれるボードを張り付け、塗装で仕上げました。
ラスカットは、耐水ベニヤにモルタルを塗りつけたボードですので、モルタル施工の工期短縮と、クラックの発生を抑えることが出来ます。
モルタル外壁は施工・補修が大変というイメージもありますが、別の施工で綺麗に仕上げることも可能です。
見るだけでは外壁が浮いているかは判断が付きにくい為、今回のような補修が必要かどうかは、打診棒やテストハンマーで確認します。
クラックはいつでもお手軽に補修出来ると考えずに、下地補修が必要となる前に、しっかりとメンテナンスを行っていきましょう。
補修方法や費用に不安を感じている方は、多いかと思います。気になる方は、街の外壁塗装やさんへご相談ください。
無料点検で状態確認をした上で、最適なメンテナンス方法をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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