千葉市緑区で以前、屋根カバー工法・外壁塗装工事を承りましたお客様邸です。(→施工の様子)
今回は定期点検の様子をご紹介いたします。
弊社では工事内容に合わせ、隔年定期点検を行い、お住まいの状態確認と不具合箇所の報告・補修提案をさせて頂きます。
外壁塗装施工1年後はどのような状態になるのか、工事前には少なからず気になる事だと思います。
隔年定期点検
通常、適切な塗装メンテナンスを行っていれば、塗装1年後の点検では大きな問題は発見されません。
この時点で塗膜の剥がれや浮き・膨れを起こしている場合、施工不良もしくは雨漏りが疑われます。
雨漏りは風災で突発的に起こる可能性もありますが、誤った塗装を行う事で発生する場合もあります。
例えばスレート屋根の縁切り不足、外壁シーリングの過剰施工が挙げられます。住宅には設けなければならない隙間が存在します。
良かれと思いシーリング等で塞いでしまうと、却って雨漏りの発生原因になります。
おそらく施工後すぐに雨漏りを起こすわけではなく、1年後以降に徐々に症状が現れてしまいます。
塗装前の下地調整(高圧洗浄・下塗り・ペーパー掛け)が甘いと塗料の密着力が弱く、塗膜が剥がれやすくなります。
また築年数が経過したお住まいを塗装した場合、外壁材が既に傷んでいた可能性があります。どれほどグレードの高い塗料を使用したとしても、密着していなければ機能を維持できません。
このような不具合が無いか、お住まい全体に問題が無いか、しっかりと点検を行い報告をさせて頂きます。
スレート屋根を金属屋根でカバー工法を行った屋根です。
屋根カバー工法後は、20年程度シーリングと棟板金の点検・簡易補修を行うことで、長期的なメンテナンスフリーを図れます。
酷く傷んでいたり、雨漏りを起こしている屋根の補修方法として、ぜひご検討ください。
続いては塗装後の外壁です。
艶有の油性(溶剤)塗料で仕上げた雨樋は、1年後も汚れの付着がなく綺麗に光を反射しています。
光沢のある艶は3年程度で落ちていきますが、塗膜の耐久性は変わりませんので、ご安心ください。
外壁塗装には、水谷ペイントの超低汚染塗料ナノコンポジットW防藻+を使用しました。
低汚染塗料での塗装~1年後~
モルタル壁のジョリパッド仕上げは、その模様の凸凹に埃が付着しやすく、汚れが落ちにくい性質を持っています。
親水性(セルフクリーニング機能)の低汚染塗料を使用したことで、汚れの付着もなく綺麗な状態を維持していました。
1年点検では汚れの付着・クラックの発生もなく、異常はありませんでした。
築年数が経過することによって塗膜は劣化し、クラックの発生も見られるようになります。いずれ小さな不具合が大きな問題を引き起こさないように、しっかりと点検を行っていきましょう。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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