屋根外壁塗装点検にお伺いした、千葉市中央区の築10年のお住まいです。
塗装工事は塗り替えて綺麗に、塗膜で表面保護を目的に行う事はご存知の方が多いと思います。
しかし、実際にお住まいに合う色は?凸凹の多い外壁材は塗料で埋められてしまうのか?と、仕上がりに関わる細かな部分まで知っている方は少ないように感じられます。
今回は色を決めるポイントと、外壁に使用される塗料の仕上がり厚さについて、ご紹介いたします。
2階建て、窯業系サイディングのお住まいです。道路側はバルコニーがあり、他3面もサイディングの区切りがありますので、1色仕上げを2色の塗り分けにすることも可能です。
余談ですが、サイディングの張り方は【縦張り】と【横張り】がありますが、縦張りの方がコーキングの施工箇所が少なく、建物の動きにも追従しやすいそうです。
また、上下の接続部に水が溜まりやすい横張りよりも、縦張りの方がサイディングにも良いそうです。
455㎜×3030㎜の規格サイズで張ることで、1階と2階の中間で区切りが出来ますので、このような仕上がりになるようですね。
塗料の厚みは髪の毛と同じ
近づいて見ると、木目調のサイディングです。この木目に塗料が塗りこまれ、模様がなくなってしまうのではないか?と仕上がりに不安を感じられる方から、ご質問を頂くことがあります。
外壁塗装は基本3回塗りです。3回も塗れば柄もヒビも埋まってしまうだろう!と思いますよね?
実は、塗装した塗膜の厚さは30~50μ(0.03~0.05㎜)と言われています。つまり、3回塗ってもわずか0.1~0.15㎜程度にしかなりません(髪の毛の太さと同程度です)。
その為、目に見えないヒビは埋まると思いますが、目視できるヒビは残ってしまうでしょう。
リシンのようなざらざらな表面が、少し滑らかにはなると思いますが、柄が全て埋められるという訳ではありませんので、ご安心ください。
住宅全体を見て使用色を検討!
最後に外壁の色を決めるポイントを紹介します。
玄関の周りにはブリックタイル、アルミサッシはブラウンでした。このどちらも塗り替えは行いません。
バルコニーの面だけをみて、好きな色を使いたい!で塗装を行いたいところですが、全体のバランスを見て、後悔がないように慎重に色を決めていきましょう。
街の外壁塗装やさんでは、カラーシミュレーションを作成し、実際に塗った場合のイメージをお見せすることが出来ます。
この色はどう?どんな色が似あう?といった心配がありましたら、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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