千葉市中央区の築12年、2階建て住宅の外壁塗装点検の様子です。
12年経過している場合、新築時の塗料も劣化し色褪せや汚れの付着が見られる事が多いです。
しかし中には、劣化を感じさせないサイディング外壁や、仕上がり色があります。
今回は外壁の見え方に影響するものをご紹介いたします。
外壁が色褪せる原因は?
誰もが新築時の状態がいつまでも続けばいいのに…と願ってしまいますよね。
なぜ築年数が経過するほどに外壁の見栄えは悪くなってしまうのでしょうか?
もともと、屋根も外壁も雨水を吸い込み劣化しないように、塗料で表面保護をしています。
しかし、紫外線や酸性雨により、顔料の色素結合が切断されたり、化学変化等で物質が変化してしまうため、色褪せを起こします。
これはどんなに高耐久の塗料を使用しようと、劣化を避けることはできません。
そのため色褪せを起こしにくい色での塗装を行う方が増えています。
色褪せをしにくいと言われているのは、白・黒・青、色褪せしやすい色は赤・黄・紫です。
しかし何よりも目立ちにくい色はベージュやクリームなど、色の劣化が少なく、汚れや土に似ている黄土色系です。
こちらのお住まいは、北側に苔の付着と、サイディング目地のひび割れが見られました。
塗膜が劣化したために、汚れや苔が付着しやすくなりますので、経年劣化の自然な現象です。
確かに劣化している為メンテナンスは必要になりますが、全体を確認した際に目立つ部位ではありません。
もちろんこれはクリーム系の色の為、劣化が目立っていないという事にすぎません。恐らく、汚れよりも外壁の色褪せが目立っているという住宅もあるかと思います。
付帯部の色褪せ
クリーム系の色であるにも関わらず、なぜ住宅に築年数を感じるのでしょうか?
それはもしかしたら雨樋や幕板、軒天等【付帯部】の色褪せのせいかもしれません。付帯部は外壁の色の邪魔をせずに全体のバランスを整えるために、多くのお住まいで白や黒、こげ茶色等で塗装されています。
色褪せしにくい色を使用していてもいずれは褪せてしまいます。また新築時から塗り替えを行っていない場合は、安価なアクリル塗料を使用されている可能性が高い為、色褪せも早く目立ってしまいます。
付帯部は住宅を囲うようにありますので、劣化をすると全体的な色褪せを感じさせる部位になってしまいます。
先行して塗り替えることも出来ますが、外壁も目立たないだけで同様に傷んでいますので、施工費用をまとめる為にも同時に施工すると良いでしょう。
外壁の色褪せについてのご相談、劣化が目立ちにくい色に関してのご質問など、気になる事がございましたら、お気軽に街の外壁塗装やさんへご連絡ください。
今後のメンテナンスを考慮して、最適な外壁塗装をご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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