外壁の塗料は、水性・溶剤(油性)、1液・2液、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機・光触媒等、挙げればキリが無いほど多くの種類があります。
近年では、臭気の少ない水性でシリコングレード以上の塗料が注目されていますが、塗料によって様々な特徴を持っています。
今回は、千葉市若葉区の外壁塗装工事に使用した、ブライトンのエラストコートの特徴をご紹介いたします。
100%アクリル系弾性コーティング材 エラストコート
エラストコートは100%アクリル系塗料です。アクリルというと、耐久性は3~5年程度の、安価な分だけ次の塗り替えまでの期間は短い塗料です。
その為、近年アクリルを住宅に使用する業者はいないと思います。しかし、アクリル100%の塗料はピュアアクリルとも呼ばれ、アクリルとは全く異なる特徴を持っています。
ピュアアクリル塗料は、可塑剤・酢酸・塩化ビニル樹脂等を一切添加しておらず、耐久性・防水性・弾性に非常に優れています。
元々は非常に暑く、紫外線が日本の3倍ともいわれる過酷なオーストラリアで作られた材料だそうです。
外壁に使用する場合のエラストコートは、1缶が5ガロン(約19ℓ)で100~120㎡を塗ることが可能です。2度塗りを行うため、仕上げるためには倍量使用することになります。
エラストコートの特徴
コンクリート・サイディング・タイル・煉瓦・珪藻土等にも使用できますが、高弾性でひび割れ(クラック)を埋める性質も持つため、頻繁にクラック補修が必要なモルタル外壁には最適です。
また臭気も少ない為、内装に使用することも可能です。
艶無し仕上げで骨材も含まれていないため、現状の風合いを損なわないまま塗り替えを行う事が出来ます。
ダークトーンの調色が苦手な性質がありますが、ケリーモアの見本帳(末尾が1~3)からお好みの色をお選びください。
高弾性でヒビの発生を防ぎますが、高い通気性も併せ持っていますので塗膜の膨れを起こしにくく、高耐久を長期的に維持できます。
また、撥水効果が高い為、施工後に水洗いが出来ますので、今後のメンテナンスも簡単です。
外壁材が傷み、塗料の吸い込みが激しい場合等は下地処理を行いますが、通常はシーラーレス塗料で2回塗りで仕上がりますので、下塗り費用も不要で、工期も短くなります。
こちらは2色(A-3001、A-2002)で綺麗に塗り替えが完了致しました。15年超の高い耐久性は、長期的に住宅を守ってくれるでしょう。
エラストコートで施工をした場合の費用を知りたい、塗料に関してのご質問は、街の外壁塗装やさんへお気軽にお問い合わせください。
多数の施工実績を基に、お客様のお住まいに合ったメンテナンスをご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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