外壁塗装点検のご依頼を頂いたのは、船橋市の2階建てモルタル外壁のお住まいです。
今回はバルコニー防水の劣化状況の確認と、防水を行わないまま放置した際の雨漏りのリスク、防水以外のバルコニーの注意したい点をご紹介したいと思います。
バルコニーとベランダの違い
バルコニーかベランダがあるお住まいが多いかとは思いますが、そもそも我が家はバルコニー?ベランダ?どちらだろう?とお問い合わせの際に悩まれる方がいらっしゃいます。
簡単に説明すると、屋根がある張り出した部分がベランダ、屋根のない張り出し部分がバルコニーと呼ばれます。
ちなみに1階部分の掃出し窓から出られるスペースはテラスと呼びます。
似ているようで、実はしっかりと役割が分けられています。
ではバルコニーとベランダの補修は違うのか?というと、補修は下地の種類によって異なりますので、バルコニーだからこの補修内容という決まりはありません。
防水面にクラックの発生
バルコニーやベランダは、洗濯物干しやガーデニングで楽しむ為に、ほとんど傾斜(勾配)が無い状態です。
もしも傾いているな、と実感できるほど傾斜がある場合は、構造に問題がありますので要注意です。
勾配が無い為、水捌けも悪くなりがちで防水面も傷み、経年劣化によって雨漏りの原因になってしまいます。
特に、歩行面にクラックと呼ばれるひび割れが見られる場合は、既に防水層の役割が果たせずに、雨漏りを起こす可能性は大です。
バルコニー内壁の劣化
バルコニーの注意点はもう一つ、湿気がこもりやすい点です。
水は吹き込んで入りますが、風の吹き抜けも悪く湿気がこもりやすくなっています。
その為、バルコニーやベランダの内壁は、防水層と同様に塗膜が劣化し、外壁材本体が傷みやすい場所になります。
すると苔やカビが発生し、見栄えが悪くなるだけでなく、更に水捌けが悪くなり、悪循環を起こします。
特に外壁の入隅は要注意です。あまりしっかりと見る機会は少ないかと思いますが、ヒビが起こりやすく雨漏りを起こす原因になりえます。
バルコニーやベランダの下が居室になっている場合は、知らぬ間に雨水が浸入し、クロスが剥がれたりカビたり、柱を腐らせたりと大きな問題に発展してしまいます。
どのような防水処理を行っていても、10年程度のサイクルでのメンテナンスが推奨されています。
今まで何も問題がなかったからと放置するのは大変危険ですので、塗装メンテナンスと合わせてでも、補修を検討していきましょう。
防水面の劣化状況が分からない、補修方法が分からないといったご相談は、お気軽に街の外壁塗装やさんへご連絡ください。
無料点検を行ったうえで、適切なメンテナンスをご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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