千葉市若葉区のお客様より屋根外壁塗装工事のお見積り依頼を頂き、無料点検にお伺い致しました。
デザイン性を求めドーマー(鳩小屋)を取り付けた屋根は見かけますが、取り付けることによって得るメリットと、注意していただきたい点を、スレート屋根の状態と合わせてご紹介していきたいと思います。
デザイン性の高い屋根の形状
屋根の形状は住宅それぞれに違いますよね?
一般的に多いと言われているのは、二面の屋根で成り立つ切妻屋根、四面に傾斜している寄棟屋根ですが、片流れ屋根や方形(ほうぎょう)屋根、入母屋や陸屋根など様々です。
また、日影規制や北側斜線制限等によって屋根を複雑にしなければならない住宅も存在します。こちらの住宅は棟が段違いになっており、更にドーマーがあります。
築年数は10年以上経過しているのか、塗膜が劣化し全体的な色褪せと苔の発生が見られます。
屋根材は小さな欠けが見られますが、あくまで屋根材の役割は防水紙の保護と、見栄えを良くするためです。
今の段階では雨漏り等に繋がる恐れはありません。が、塗膜の劣化が屋根材の寿命を短くしてしまいますので、早めの塗装メンテナンスは必要でしょう。
ドーマー(鳩小屋)の役割
ドーマーは鳩小屋とも呼ばれますが、屋根裏や吹き抜けの採光や通気を目的に取り付けられています。
同じ目的で天窓(トップライト)を取り付ける住宅もありますが、地面に対して垂直に窓があることがドーマーの特徴です。
ロフト付のアパート等でもドーマーは採用されていますが、屋根から凸状に突き出る構造のため、傷んでくると雨漏りの原因にもなってしまう場所です。
ドーマーを取り付けることによって、必然的に屋根の形状は複雑になります。雨水の浸入防止に板金施工をしたりと当然工夫はされていますが、雨風が当たりやすく、外壁材も同時に傷みやすくなってしまいます。
定期的にメンテナンスを行っていれば雨漏りの危険性を抑えることはできますが、内部の構造を理解していなければ補修も難しいかと思います。
また、屋根が複雑な形状になれば太陽光パネルの設置等も出来なくなりますので、予めどのように使用していくのかを考慮し、ドーマーの設置を検討する必要があります。
欧米風なデザインと採光の為のドーマー、お住まいに安心して過ごすためには点検は必須です。
屋根の塗装メンテナンスや、ドーマーの補修や今後の方向性についてのご相談がございましたら、お気軽に街の外壁塗装やさんへお問い合わせください。
塗装はもちろん、屋根外壁の補修工事も承っております。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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