前回に引き続き、習志野市の屋根外壁塗装前点検です。今回は外壁塗装についてのご紹介ですが、サイディングの中でも柄や模様がある意匠性サイディングは塗りつぶし以外にも塗装の方法があります。
今回はクリアー塗装についてと、塗装に関しての注意点をご紹介いたします。
こちらの住宅は1階部分に使用されていますが、レンガ調や石壁調のサイディングのことを意匠性サイディングと呼びます。一般的なサイディングと比べ凹凸がしっかりしていたり、柄や模様がある為非常にお洒落に見えながらも、施工費はレンガやタイルよりも格安です。
但しサイディングの為必ずメンテナンスが必要となります。塗装をした場合1色で塗りつぶしてしまう為、既存の柄も模様もなくなってしまう…とメンテナンスを躊躇してしまう方がいらっしゃいます。
表面保護にクリアー塗装はいかがですか?
この意匠性を維持する方法、もちろんございます。クリアー塗装を行うことで、サイディングの模様をキープしながら表面を塗膜保護することが可能です。現在の風合いを残しながらのメンテナンスには最適です。
クリアーなのに保護が出来るの?と不安に感じるかもしれませんが、塗料はシリコン・フッ素・無機等高耐久の塗料があります。
例として日本ペイントのUVプロテクトクリアーは、紫外線吸収剤の働きで外壁の劣化防止、防カビ・防藻性で長期間に渡って汚れの付着を防ぎます。
塗装前はほかの塗料も同じく高圧洗浄で表面を綺麗にしていきますので、苔や軽い汚れの付着は解消できます。
しかしクリアーの注意点として、透明な塗膜のため下地の状態を隠すことはできません。そのため傷があればそのまま残りますし、色褪せた外壁は色褪せたままになります。
目地のシーリングは打替えで蘇りますが色を被せることもない為、同色で綺麗に施工していかなければ仕上がりが汚くなってしまいます。
クリアーはごまかしも補修も出来ない為、高い技術も必要になります。
クリアー塗装ですと雰囲気も変わらないから外壁塗装をした感じがしない?そんなことはありません。
2階はもちろん、玄関ライトや擁壁、笠木等のこまかな部位でも塗装していきますので新築の頃のような雰囲気を味わうことが出来ます。
クリアー塗装は艶有と3分艶があります。ピカピカに光を反射するような仕上がりをご希望でしたら艶有、艶感を抑えたい場合は3分艶と仕上がりも自由です。
クリアー塗装はこんな住宅に向いています
1.築10年程度の築浅で色褪せを起こしていない
2.目立つ傷、酷い汚れ・染みがない
3.光触媒や無機系の塗装処理をしていない
以上の3点がクリアー塗装が可能な最低条件です。
新築当時の状態を維持するのはなかなか容易ではありません。クリアー塗装は正に現状維持をサポートする為の方法です。
クリアー塗装ができるか?塗りつぶしの方が良いのか?このようにお悩みの方は是非一度ご相談ください。点検を行った上で、住宅が綺麗に見えるメンテナンスをご提案させて頂きます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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