四街道市のお客様邸での塗装前打ち合わせです。実際に仕上げたい色はまだ決まっていませんが、どの塗料でもどの色を選ぶことが出来るわけではなく、希望色が使用したい塗料で塗装できないということもあります。
塗料によって何が違うのか、また仕上がりを含めてご紹介していきたいと思います。
外壁の塗料を選ぶ際に、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機といった耐久性を比較するグレードで選ぶことが主流になりつつありますが、塗料にはいくつか違いがあります。
水性塗料と油性塗料と耳にしたことがあるかと思いますが、これは塗る前に塗料を希釈する材料として、水を使うかシンナーを使用するかで区別されます。
油性は溶剤とも言われ、耐久性も高く艶が維持出来たり汚れが付きにくい特徴を持っていますが、臭いがきつく近くにお住いの方にまでご迷惑となることがあります。
最近では臭いも少なく人体にも自然にも害のない水性塗料を使用することが非常に多いです。
次に仕上がりの艶です。通常、塗料は艶が決められており、この塗料であれば艶有、というように調べることもできます。
今回紹介している水谷ペイントのナノコンポジットWは3分艶です。塗りたての光加減が少なく、落ち着いた印象に仕上がります。
ちなみにナノコンポジットWは低汚染塗料で汚れを雨水で洗い流すセルフクリーニング機能を持っていますが、更に綺麗を維持するために開発されたのがナノコンポジットW防藻+です。
塗料によって出せる色が限られることも
ナノコンポジットW防藻+にすることで、更に高いセルフクリーニング機能が手に入ります。が、塗料の性質上暗い色の調色が出来なくなってしまいました。
つまり、ナノコンポジットWで塗装が出来ていた紺や黒色のようなシックな印象にすることはできないのです。
代わりに白色やイエロー系のような明るい仕上がりをご希望の場合は高い性能を発揮することが出来ます。
仕上がりの艶を調整できる塗料も
通常、塗料は艶が決まっていますが、日本ペイントのパーフェクトトップのように艶消し調整剤を使用して艶感を変えることが出来る塗料もあります。
現場ではなく工場での調整になりますので手配後の艶の変更はできませんが、3分艶~7分艶の絶妙な仕上げも可能です。
艶有はいずれは艶が飛んでしまいますが、塗装後の印象を大きく変えます。
ワックスを塗ったような輝きの艶有、新築時のマットな質感の艶なしどちらの方がいいか、仕上がり色について相談したい、塗料の特徴について知りたい等、疑問に思う点はどんどんお聞かせくださいませ。お客様のお住まいに合わせてご提案させていただきます。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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