千葉市中央区のアパート塗装に関してのご相談を頂きました。築年数が経過してしまっているので塗装の他に補修が必要だろう…と費用をご心配されていますが、どのような補修工事が必要か、初めての塗装をされる方はわからないかと思います。
外壁材によってもメンテナンス方法は違いますので、今回は多くの住宅に使用されることが増えた「窯業系サイディング」の特徴とメンテナンス方法をご紹介します。
多くの住宅に使われている窯業系サイディング
窯業系サイディングはセメントと繊維質を主な原料としています。
モルタルよりも軽くデザイン性も優れている為、使用する柄・色によって住宅の見え方も全く違います。パネル状になっているので施工日数も掛からず、建売住宅でもお洒落な材料が使用されていますね。
外壁材を軽量にすることで地震による揺れを低減させますので、更に軽量な金属系サイディングの住宅も見られるようになりました。
軽量・防耐火性・豊富なバリエーション・比較的安価で良い事尽くめ!を維持するためにはメンテナンスをしっかりと行っていく必要があります。
サイディングはパネルを貼りあわせている為、1枚1枚の継ぎ目には隙間ができてしまいます。
この隙間に柔軟性の高いシーリングを充填することで、雨水の浸入防止・サイディングの破損防止にも繋がっています。
しかしシーリングは紫外線に弱く徐々に硬化し役割を果たせなくなってしまいます。新築の場合は安価な材料を使用していることが多く塗装で保護しているわけでもないため、5年経過したころから徐々にひび割れを起こします。
シーリングの劣化を放置すると雨水が浸入しサイディングの腐食や室内への漏水を引き起こすため、塗装の際にはシーリングの補修工事を同時に行いましょう。
(金属系サイディングのサッシ周りやALCの目地にも同じことが言えます)
シーリング補修工事
一般的な2階建て住宅の場合で目地長さは200m近くなることもあります。アパートの場合は更に長くなるため費用も掛かってしまいます。
そこで施工業者より「増し打ち」と「打替え」を提案されると安い増し打ちを選びたくなってしまいますよね。
増し打ちとは、既存のシーリングの上から新たにシーリングを充填することです。表面も綺麗になり一見問題は解決されたように感じますが、密着も悪く既存のシーリングの影響を受けてしまう為、長持ちはしません。
なるべく一度のメンテナンスでしばらく補修したくない場合は、打替えていきましょう。
打替えは既存のシーリングをすべて撤去するため、ピッタリとサイディングに密着し隙間を埋めることが出来ます。
サイディング外壁は塗膜とシーリングによって防水性を維持しているといっても過言ではありません。
使用する塗料によって適切な時期でメンテナンスを行っていきましょう。街の外壁塗装やさんでは高耐久のシーリングも取り扱っていますので、材料に関して気になる点があるという方はお気軽にご相談くださいませ。
記事内に記載されている金額は2019年12月18日時点での費用となります。
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