香取郡多古町多古にお住まいのお客様より、屋根メンテナンスの調査に伺った模様をお伝えいたします。お客様のお住まいは今年で築21年、近くで工事をしていたという業者の方から、「屋根が外れているので点検したほうがいい」とのご指摘を受けたとの事です。このあたりは昨年の令和元年房総半島台風の際にも、被害に遭われた家屋があり、屋根の補修工事があちらこちらで行われたようですが、お客様の場合は運よく雨漏りなどの実害がなかったとの事でした。実際のところどうなっているのか、第三者の立場で点検してほしい、との事でしたので早速お伺い致しました。なお、私達街の外壁塗装やさんでは、ただいま消毒やマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など、新型コロナウイルス対策を行いお伺いしております。よろしくお願い致します。
台風の影響により棟板金が浮いていました
実際に屋根に上らせていただき点検いたします。
目についたのは大きくゆがんで浮いた状態になった棟板金でした。外れるところまではいっていませんが、5センチ近く浮いた状態になっていて、土台となる貫板が露出している状態です。10年ほど前に一度塗装工事を行っていて、その時に棟板金も交換されたそうですが、10年経過し貫板も劣化してきたところへ昨年の台風の被害に遭われたようです。完全に飛散してしまうまでには至っていませんでしたが、この状態では雨水を防ぐことが出来ず、下の防水紙や貫板がどんどん傷んでしまう可能性があります。ひとまずビスで打ち増しして固定しておきました。変形し劣化した棟板金を仮で固定しただけで貫板など交換していない状態ですので、次に強風が来た場合は持ちこたえられない可能性があります。早急に交換して補修したほうがいいでしょう。
苔が広範囲に繁殖した化粧スレート
スレート屋根の状態を見てみます。やはり経年劣化により塗膜が劣化してきているのがわかります。棟から軒にかけて茶色い苔が繁殖していました。日照時間の長い南側の屋根は苔がほとんど繁殖していないのですが、日照時間の短い北側の面では広範囲にわたり苔が繁殖しています。ただスレート自体の状態は10年前に行った塗装のおかげで比較的良好な状態を保っており、汚れや苔の付着はあるものの、反りや変形、破損などはございませんでした。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、屋根の現状をご説明いたしました。棟板金の換工事と、化粧スレートに関しては、状態は良好ですので高圧洗浄と塗装工事をご提案いたしました。塗料には高い耐候性、耐久性を誇る日本ペイントのファインパーフェクトベストをおすすめいたしました。私達街の外壁塗装やさんでは、リーズナブルにお住まいを保つためにも、定期的な点検をおすすめしています。
記事内に記載されている金額は2020年12月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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