今回ご紹介するお客様は香取郡神崎町郡にお住まいで、屋根メンテナンスのご依頼をいただいたお客様です。今年で築22年になるお住まいで、昨年の台風の際、周囲で被害が出た住宅が出て屋根の修理を行った住宅がいくつかあったそうですが、幸いなことにお客様のお住まいは特に雨漏りなどもなかったそうです。ただ実際にはなかなか見る事の出来ない屋根ですので、本当に大丈夫なのか不安があるとの事で、一度点検してほしいとの事でした。屋根が今、どのような状況なのかしっかりと把握した上で、どのようなメンテナンスが可能か調査したいと思います。なお、私達街の外壁塗装やさんでは、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など新型コロナウイルス対策を継続し、お伺いしております。
築22年で塗膜劣化したスレート屋根
今回のお客様の屋根は化粧スレートを使用しています。今まで屋根に関しては、ほとんど行ったことがないとの事でした。実際に屋根に上って見てみますと、確かにスレートの塗膜が劣化してしまい、全体的にカビや苔が繁殖してしまっている状態でした。化粧スレート自体に防水機能があるわけではなく、塗装を行う事により雨を防ぐことが出来ます。その塗装が劣化してしまっては、雨を防ぐことが出来ず、吸収・乾燥を繰り返し、スレート材自体が傷んでしまいます。最悪の場合、ひび割れや変形を招き、雨漏りに繋がりかねません。実際すでに数枚のスレートにひび割れが確認できました。早期に塗装を行ったほうがいいでしょう。
板金も釘の浮きが目立ちます
棟板金も見てみます。こちらも塗装劣化が進行しておりますが、錆などは出ていませんでした。ただ貫板が劣化してきていますので、釘の浮きが目立つようです。築年数を考えますと貫板の劣化の進行具合から、貫板からの交換工事が必要です。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、屋根の現状をご説明いたしました。高圧洗浄による汚れや苔の除去と、塗装工事をご提案いたしました。お勧めの塗料としては、高い遮熱性で夏場の室温上昇を抑えることができる遮熱性塗料のサーモアイSiをおすすめいたしました。
記事内に記載されている金額は2020年12月28日時点での費用となります。
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