今年で築12年目になるという、安房郡鋸南町下佐久間のお客様よりご相談を頂きました。「通りすがりの業者さんに、屋根の一部、棟板金というところが浮いて外れかかっていますよ」というご指摘を受けたとの事で、下からでは確認することが出来ず、実際にどのような状態なのか第三者である街の屋根やさんに点検してみてほしい、との事でした。一昨年の台風以降、こうしたご相談が大変増えてきています。今回はこちらの調査の模様をお伝えいたします。
なお私達街の外壁塗装やさんでは、ますます猛威を振るう新型コロナウイルスに対してソーシャルディスタンスの確保、徹底した消毒などで対応しております。
少しずつ塗膜が劣化してきている化粧スレート
実際に屋根に上って調査します。お客様の屋根は化粧スレートを使用されています。まだ築12年という事もあり、一部のスレートには塗膜劣化によるカビの繁殖が見られるものの、全体的には比較的良好な状態を保っています。化粧スレートは屋根材自体に雨水をはじく機能を持たないため、雨水から守るためには塗装メンテナンスが不可欠です。まだその塗膜が完全に劣化していない状態なためスレート材の劣化を防いでいる状態です。
業者さんに指摘された棟板金には異常なし
業者に指摘を受けたという棟板金を見てみます。棟板金の方も比較的良好な状態を保っており、棟板金の浮きどころか、固定している釘やビスの浮きも見られない状態でした。ですので外れかかっている状態、というのは間違いといえます。令和元年房総半島台風以降、こうした飛び込み営業が非常に増えていますが、やはりきちんと他の業者の目で確認していただいたほうが間違いないようです。
お客様には、点検時に撮影した写真をご覧いただきながら調査のご説明をさせていただきました。棟板金、化粧スレートとも良好な状態を保っていますが、築年数から考えてそろそろ屋根の塗装メンテナンスを行ったほうがいい時期に差し掛かっていますので、遮熱性塗料サーモアイSiによる塗装工事と棟板金交換工事のご提案をさせていただきました。
記事内に記載されている金額は2021年01月19日時点での費用となります。
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