山武郡九十九里町片貝にお住まいのお客様より、外壁でお悩みとの事でご相談を承りました。「今年で築24年になるのですが、最近外壁のひび割れがとても気になるので補修や塗装工事を検討している」とのことでした。長い間お手入れをされたこなかったお住まいというのは、いざメンテナンスを行おうとすると、想定以上に大きな工事につながりがちで、費用もどのくらいかかるのかわからず、とても不安だと思います。まずは現状を点検させていただいた上で最適なご提案ができればと思います。なお私達街の外壁塗装やさんでは、ただいま新型コロナウイルス対策を行いお伺いしております。よろしくお願い致します。
築24年になるモルタル外壁
外壁はモルタル外壁です。全体的にはまだ白さを残し、20年以上経過しているようには見えないほどきれいですが、近くに寄ってみますと、やはり塗膜の劣化による色褪せ感は否めません。特に軒の下のあたり、カビや藻が繁殖し変色しています。常に日が当たらず雨水が乾きにくい場所ですので、カビや藻が繁殖しやすい場所といえます。特に必勝時間の少ない北側の外壁を見てみますと、全体的にカビが繁殖してきていて、黒ずんできていました。こちらは高圧洗浄を行うとカビや苔、藻なども落とすことが出来てきれいにすることが可能です。
塗膜劣化によりクラックが多数発生
カビや藻以上に気になるのが外壁に発生しているクラックです。モルタル外壁はセメントと砂と水を混ぜ合わせた素材ですので、熱に強いというメリットがある反面、地震などによるひび割れが発生しやすいというデメリットがあります。お客様のお住まいも築24年ということで、大小様々なクラックが広範囲にわたり確認できました。微細なクラックですと高弾性塗料を塗布してカバーすることもできますが、ここまで大きなクラックになりますと、塗装ではカバーできず、シーリングによる補修工事が必要になります。このまま放置いたしますと亀裂から雨水が浸入し、下地材を腐食させ、雨漏りの原因になりかねません。こうなるとクラック補修だけでは済まず、下地材や構造材からの補修となり大変大きな出費となってしまいます。
調査を終えて、お客様には写真を見ていただきながらご説明させていただきました。一部のクラックの補修作業と塗装工事をご提案させていただきました。塗料に関しては、モルタル外壁のクラックに最適な、超高弾性塗料のエラストコートをおすすめいたしました。
お住まいを長く維持するにはやはり、こまめな点検とメンテナンスが一番です。
記事内に記載されている金額は2021年02月05日時点での費用となります。
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