シーリングは紫外線や風雨等の外的影響に日々晒されていますので経年により劣化してしまい、劣化してくるとシーリング材に含まれている可塑剤が染みだしてしまいます。可塑剤が染みだすと汚れが付着しやすくなったり弾性が無くなってしまうためひび割れてしまうのです。このままですと雨水が浸入し、雨漏りに繋がりますので窓廻りはシーリング増し打ち工事、サイディングの繋ぎ目はシーリング打替え工事が必要になります。
塗膜が剥がれてしまうと防水性が低下してしまいますのでサイディングは雨水を吸収しやすくなり水分を好む苔が発生してしまうのです。苔の発生は美観を損ねるだけではなく耐久性の低下に繋がりますので外壁が色褪せたり苔が発生してきましたら外壁塗装工事を行う事を推奨します。
膨張と収縮を繰り返す事でサイディングは反ってしまうのです。サイディングは一度反ってしまうと塗装メンテナンスを行っても平らには戻りません。こちらの反ってしまった箇所のサイディングは釘を増し打ちしなければなりません。このまま放置してしまうと反ってしまった隙間から雨水が吹き込んでしまい雨漏りに繋がる危険性があります。これ以上反ってしまうと釘を打っても割れてしまったりと耐久性に問題が発生してしまい、外壁張替え工事が必要になってしまう場合もありますので、お客様に調査のご報告をし、シーリング打替え工事と外壁塗装工事のご提案を致しました。
記事内に記載されている金額は2021年06月21日時点での費用となります。
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