香取市西坂のS様邸でモルタル外壁の塗装を行いました。モルタル外壁は、砂やセメントに水を混ぜて作られている外壁で少し前までは主流の外壁材でした。現在主流の窯業系サイディングに比べて、表面が凸凹しているので汚れがたまりやすかったり、性質上クラック(ひび割れ)が発生しやすいので定期的なメンテナンスが欠かせません。
工事の様子
高圧洗浄で汚れや苔を落としたら、下塗り(左写真)という作業を行なっていきます。下塗りとは、外壁とこれから塗る塗料の密着力を高める接着剤のような役割を持つシーラーを塗る工程で、塗料の耐久性を左右する重要な作業です。写真を見るとシーラーが真っ白でご心配される方もいらっしゃるかと思いますが、塗料を塗れば見た目の仕上がりには全く影響しませんのでご安心ください。シーラーが乾燥したら塗料を塗ります。S様邸で使用したのはパーフェクトトップという塗料です。塗料が劣化してしまう原因である紫外線のダメージを抑えて、色あせや苔の発生を防ぐのが特徴の塗料で、とても人気があります。カラーはND-108のクリーム色をお選びいただきました。
左の写真は中塗りといって、シーラーの上に塗料を塗る工程です。中塗り後、モルタルの弱点であるクラックの補修を行いました。モルタルは水を混ぜて作られているのですが、経年で乾燥することでクラックが発生してしまいます。小さなクラックであれば塗装で補修できるのですが、大きなものは補修工事が必要です。幅が大きくて深さのあるクラックを見つけたら早めに業者に依頼しましょう。中塗りの後は上塗りという、もう一度塗料を塗る作業を行います。重ね塗りすることで塗料の耐久性を高める効果があります。
外壁塗装完了
最後にブラウンでアクセントをつけて外壁塗装の完了です。パーフェクトトップでの塗装ですので、色あせを防ぐことができます。ND-108のカラーで優しい印象のお住まいに仕上がりました。街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策を徹底して点検や工事をさせていただいております。
記事内に記載されている金額は2021年07月07日時点での費用となります。
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